システム要件

特定のハードウェア (GPU および NPU を含みますがこれらに限定されない) が正しく動作し、ハードウェアの機能を最大限に活用するには、特定のドライバーやその他のソフトウェア・コンポーネントを手動でインストールする必要があります。これには、Linux* カーネルを含む (ただしこれに限定されない) オペレーティング・システムの更新が必要になる場合があります。詳細については、ドキュメントを参照してください。これらの変更はユーザーが行う必要があり、OpenVINO インストールには含まれません。

CPU

  • インテル® SSE4.2 をサポートする Intel Atom® プロセッサー

  • インテル® HD グラフィックスを搭載するインテル® Pentium® プロセッサー N4200/5、N3350/5、N3450/5

  • 第 6 世代から第 14 世代のインテル® Core™ プロセッサー

  • インテル® Core™ Ultra プロセッサー (開発コード名 Meteor Lake)

  • 第 1 世代から第 5 世代のインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー

  • ARM および ARM64 CPU; Apple M1、M2、および Raspberry Pi

  • Ubuntu* 22.04 LTS 64 ビット (カーネル 5.15+)

  • Ubuntu* 20.04 LTS 64 ビット (カーネル 5.15+)

  • Ubuntu* 18.04 LTS 制限付き 64 ビット (カーネル 5.4+)

  • Windows* 10

  • Windows* 11

  • macOS* 12.6 以降 (64 ビットと ARM64)

  • CentOS* 7

  • Red Hat* Enterprise Linux* 8 (64 ビット)

  • Ubuntu* 18 ARM64

GPU

  • インテル® HD グラフィックス

  • インテル® UHD グラフィックス

  • インテル® Iris® Pro グラフィックス

  • インテル® Iris® Xe グラフィックス

  • インテル® Iris® Xe MAX グラフィックス

  • インテル® Arc™ GPU シリーズ

  • インテル® データセンター GPU フレックスシリーズ

  • インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ

  • Ubuntu* 22.04 LTS 64 ビット

  • Ubuntu* 20.04 LTS 64 ビット

  • Windows* 10 (64 ビット)

  • Windows* 11 (64 ビット)

  • CentOS* 7

  • Red Hat* Enterprise Linux* 8 (64 ビット)

  • GPU を使用するには、インテル® ディストリビューションの OpenVINO™ ツールキットのパッケージには含まれないドライバーが必要です。

  • プロセッサー・グラフィックスはすべてのプロセッサーに含まれているわけではありません。プロセッサーの詳細については、製品仕様を参照してください。

  • このリリースの OpenVINO は Ubuntu* 20.04 をサポートしていますが、インテル® ディスクリート・グラフィックス・カードのドライバースタックは、Ubuntu* 20.04 を完全にはサポートしていません。ディスクリート・グラフィックスで実行する場合、Ubuntu* 22.04 を使用することを推奨します。

  • OpenVINO の内部検証では、次の OpenCL™ ドライバーのバージョンが使用されました。Ubuntu 22.04 は 22.43、Ubuntu 20.04 は 21.48、Red Hat Enterprise Linux* 8 は 21.49 (一部のハードウェアでは、より高いバージョンのドライバーが必要な場合があります)。

インテル® ニューラル・プロセシング・ユニット

  • Ubuntu* 22.04 LTS 64 ビット

  • Windows* 11 (64 ビット)

  • アクセラレーターを使用するには、インテル® ディストリビューションの OpenVINO™ ツールキットのパッケージに含まれていないドライバーが必要です。

  • ユーザーは、ダウンロード・ページの OpenVINO アーカイブを通じて NPU プラグインにアクセスできます。

インテル® ガウス & ニューラル・アクセラレーター

  • Ubuntu* 22.04 LTS 64 ビット

  • Ubuntu* 20.04 LTS 64 ビット

  • Windows* 10 (64 ビット)

  • Windows* 11 (64 ビット)

オペレーティング・システムと開発環境

  • Ubuntu* 22.04 (カーネル 5.15+)

  • Ubuntu* 20.04 (カーネル 5.15+)

  • Red Hat* Enterprise Linux* 8 (カーネル 5.4)

ビルド環境コンポーネント:

第 10 世代インテル® Core™ プロセッサー、第 11 世代インテル® Core™ プロセッサー、第 11 世代インテル® Core™ プロセッサー S シリーズ、第 12 世代インテル® Core™ プロセッサー、第 13 世代インテル® Core™ プロセッサー、第 14 世代インテル® Core™ プロセッサー、インテル® Core™ Ultra プロセッサー、第 4 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーまたは第 5 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーには、CPU、GPU、GNA、またはハイブリッド・コア CPU 機能をサポートする、より上位のバージョンのカーネルが必要になる場合があります。

ビルド環境コンポーネント:

  • macOS* 12.6 以降

ビルド環境コンポーネント:

  • TensorFlow 1.15, 2.13.1

  • ONNX 1.15

  • PaddlePaddle 2.5

このパッケージは DL フレームワークの他のバージョンにインストールできますが、完全に検証されているのはここで示すバージョンのみです。

OpenVINO Python バイナリーと、Windows*、CentOS* 7、macOS* (x86) 上のバイナリーは oneTBB ライブラリーでビルドされ、Ubuntu* および RedHat* システム上のその他のバイナリーは、OS ディストリビューションによってリリースされるレガシー TBB でビルドされています。OpenVINO は、ここにリストされるすべてのシステム上で、oneTBB またはレガシー TBB のいずれかでソースからビルドできます。第 12 世代インテル® Core™ 以降のハイブリッド CPU では、システムの互換性とパフォーマンスが向上しています。