Conda Forge から OpenVINO™ ランタイムをインストール

Conda Forge ディストリビューションでは次の点に注意してください。

  • C/C++ と Python API の両方が提供されます

  • NPU 推論はサポートされません

  • Windows*、Linux*、macOS* (すべての x86_64/arm64 アーキテクチャー) ユーザーを対象とします

完全な要件リストは以下で入手できます:
プロセッサー統合グラフィックス・テクノロジーが搭載されており、iGPU 推論をサポートしているかどうかは、以下を参照してください。
Conda を操作するには多くの方法があります。続行する前に、Anaconda ディストリビューションのページで詳細を確認してください。

Anaconda Package Manager で OpenVINO ランタイムをインストール

  1. Anaconda 環境をセットアップします (Python 3.10 を例に説明します)。

    conda create --name py310 python=3.10
    
    conda activate py310
    
  2. 最新バージョンに更新します。

    conda update --all
    
  3. OpenVINO ランタイムパッケージをインストールします。

    conda install -c conda-forge openvino=2024.0.0
    

これで完了です。OpenVINO のインストールが完了しました。ユースケースによっては、追加コンポーネントのインストールが必要となる場合があります。追加構成のリストを確認して、それらが必要かどうかを確認してください。

Linux* 上の Conda-Forge から OpenVINO ランタイムを使用してコンパイル

Linux* 上の Conda から OpenVINO ライブラリーをリンクする場合、必要な Conda コンパイラーがインストールされていることを確認してください。これを行うには、Conda 環境で次のコマンドを実行します。

conda install cmake c-compiler cxx-compiler make

コンパイラーをインストールした後、Conda 環境を再アクティブ化することが重要です。この手順で、リンクに必要なすべての環境変数が正しく設定されていることを確認します。

Conda 環境を再アクティブ化するには、次のコマンドを実行します。

conda activate py310

Conda 環境を再アクティブ化したら、必要な環境変数がすべて正しく設定されていることを確認し、OpenVINO ライブラリーのリンクに進みます。

OpenVINO™ ランタイムのアンインストール

Conda で OpenVINO ランタイムをインストールしたら、適切な OpenVINO バージョン番号を指定して次のコマンドで削除できます。

conda remove openvino=2024.0.0

次にすることは?

OpenVINO ランタイムがインストールできたので、独自のマシンラーニング・アプリケーションを実行する準備が整いました。OpenVINO アプリケーションにモデルを統合する方法の詳細は、いくつかのチュートリアルとサンプル・アプリケーションを試してください。

基本的な画像分類の C++ アプリケーションをビルドして実行する手順については、C++ クイックスタートの例を試してください。

https://user-images.githubusercontent.com/36741649/127170593-86976dc3-e5e4-40be-b0a6-206379cd7df5.jpg

OpenVINO を使ってみるには、次にある他の C++ サンプル・アプリケーションの Jupyter ノートブックのチュートリアル・ページにアクセスしてください。