インテル® ディストリビューションの OpenVINO™ ツールキットを PyPI リポジトリーからインストール#

PyPI ディストリビューションでは次の点に注意してください:

  • Python API のみが提供されます

  • すべての主要 OS のユーザーを対象としています: Windows*、Linux*、macOS* (すべての x86_64/arm64 アーキテクチャー)

  • macOS* では CPU 推論のみがサポートされます

完全な要件リストは以下で入手できます:
プロセッサー統合グラフィックス・テクノロジーが搭載されており、iGPU 推論をサポートしているかどうかは、以下を参照してください。

OpenVINO ランタイムのインストール#

ステップ 1: Python 仮想環境のセットアップ#

依存関係の競合を避けるために仮想環境を使用します。仮想環境を作成するには、次のコマンドを使用します:

python -m venv openvino_env
python3 -m venv openvino_env

ステップ 2: 仮想環境のアクティブ化#

openvino_env\Scripts\activate
source openvino_env/bin/activate

重要

新しいコマンド・ターミナル・ウィンドウを開くたびに、上記のコマンドを再実行する必要があります。

ステップ 3: PIP をセットアップして最新バージョンに更新#

次のコマンドを使用します:

python -m pip install --upgrade pip

ステップ 4: パッケージのインストール#

OpenVINO ベースまたは OpenVINO GenAI パッケージをインストールするには、次のコマンドを使用します:

python -m pip install openvino

ステップ 5: パッケージがインストールされていることを確認#

次のコマンドを実行します:

python -c "from openvino import Core; print(Core().available_devices)"

インストールが成功すると、利用可能なデバイスのリストが表示されます。

これで完了です。OpenVINO のインストールが完了しました。ユースケースによっては、追加コンポーネントのインストールが必要となる場合があります。追加構成のリストを確認して、それらが必要かどうかを確認してください。

次にすることは?#

OpenVINO ランタイムがインストールできたので、独自のマシンラーニング・アプリケーションを実行する準備が整いました。OpenVINO アプリケーションにモデルを統合する方法の詳細は、次のチュートリアルを試してください。

https://user-images.githubusercontent.com/15709723/127752390-f6aa371f-31b5-4846-84b9-18dd4f662406.gif

Python クイックスタートの例では、ウェブブラウザー内の Jupyter* Notebook で OpenVINO モノデプスモデルを使用してシーン内の深度を推定します。

Python を使い始める#

OpenVINO を使ってみるには、次にある他の Jupyter Notebook のチュートリアル・ページにアクセスしてください。

関連情報#