API リファレンス

OpenVINO ツールキットは、Python、C、および C++ で使用できる API が含まれています。ほとんどの機能 (C++ が最も包括的) を共有し、共通の構造、命名規則スタイル、名前空間を持ち、重複した構造はありません。

OpenVINO API は次のように要約できます。

  • 入力要素のタイプと次元の順序 (レイアウト) を保持し、元のモデルからのテンソル名を保存します (モデル変換 API)。

  • アドレス指定にテンソル名を使用します。これは、互換性のあるモデル・フレームワークの標準的なアプローチです。

  • インデックスによって入力テンソルと出力テンソルをアドレス指定できます。ONNX などの一部のモデル形式は、OpenVINO によって保持される入力と出力順序の影響を受けます。

  • プロパティー、統合メトリック、および構成の主要な概念が含まれます。主な利点は、C++ タイプがあることです。
    static constexpr Property<std::string> full_name{"FULL_DEVICE_NAME"};