Squeeze#

バージョン名: Squeeze-1

カテゴリー: 形状操作

簡単な説明: Squeeze は、最初の入力テンソルから 1 に等しい次元を削除します。

詳細な説明: Squeeze は、2 番目の入力テンソルの有無にかかわらず使用できます。

  • 最初の入力のみが指定された場合、1 に等しいすべての次元がそこから削除されます。

  • 2 番目の入力が提供されると、各値は削除される最初のテンソルからの次元のインデックスになります。指定された次元は 1 に等しくなければなりません。そうでない場合は無視され、そのままコピーされます。次元インデックスは直接指定することも、負のインデックス (次元を末尾からカウントする) で指定することもできます。

OpenVINO 2024.3 リリース以前の動作: 圧縮する次元が 1 と互換性がない場合、エラーが発生します。

  • 圧縮する次元のインデックスが定数入力として提供され、それが 1 の可能性がある動的な次元を指している場合、その次元は圧縮可能と見なされます。したがって、出力形状のランクはリデュースされますが、動的ではありません。

  • インデックス付きの入力が空であるか指定されていない場合、1 と互換性のある動的次元によって出力形状の動的ランクが決まります。

属性: Squeeze 操作には属性がありません。

入力:

  • 1: T タイプの多次元入力テンソル。必須。

  • 2: 圧縮する次元のインデックスを持つ T_INT タイプのスカラーまたは 1D テンソル。値は負の場合もあります (範囲 [-R, R-1] でなければなりません。R は最初の入力のランクです)。オプション。

出力:

  • 1: T タイプのスクイーズ値を持つテンソル。

タイプ

  • T: 任意の数値タイプ。

  • T_INT: サポートされている整数タイプ。

例 1: 4D テンソルを 2D テンソルにスクイーズ

 <layer ... type="Squeeze"> 
    <input> 
        <port id="0"> 
            <dim>1</dim> 
            <dim>3</dim> 
            <dim>1</dim> 
            <dim>2</dim> 
        </port> 
    </input> 
    <input> 
        <port id="1"> 
            <dim>2</dim> <!-- 値 [0, 2] --> 
        </port> 
    </input> 
    <output> 
        <port id="2"> 
            <dim>3</dim> 
            <dim>2</dim> 
        </port> 
    </output> 
</layer>

例 2: 1D テンソルを 0D テンソルにスクイーズ

 <layer ... type="Squeeze"> 
    <input> 
        <port id="0"> 
            <dim>1</dim> 
        </port> 
    </input> 
    <input> 
        <port id="1"> 
            <dim>1</dim> <!-- 値は [0] --> 
         </port> 
    </input> 
    <output> 
        <port id="2"> 
        </port> 
    </output> 
</layer>