Round

バージョン名: Round-5

カテゴリー: 算術単項演算

簡単な説明: Round は、指定されたテンソルを使用して要素ごとの round 操作を実行します。

詳細な説明: 操作は 1 つの入力テンソルを受け取り、要素ごとに値を丸めます。これは、各値に最も近い整数を見つけることを意味します。ハーフの場合、ルールは、mode 属性が half_to_even の場合は最も近い偶数の整数に丸め、mode 属性が half_away_from_zero の場合は結果がゼロから離れるように丸めることです。

Input = [-4.5, -1.9, -1.5, 0.5, 0.9, 1.5, 2.3, 2.5]

round(Input, mode = `half_to_even`) = [-4.0, -2.0, -2.0, 0.0, 1.0, 2.0, 2.0, 2.0]

round(Input, mode = `half_away_from_zero`) = [-5.0, -2.0, -2.0, 1.0, 1.0, 2.0, 2.0, 3.0]

属性:

  • mode

    • 説明: half_to_even に設定すると、ルールは半分を最も近い偶数の整数に丸めます。half_away_from_zero に設定すると、結果がゼロから離れるように丸めます。

    • 値の範囲: half_to_even または half_away_from_zero

    • タイプ: 文字列

    • デフォルト値: half_to_even

    • 必須: いいえ

入力:

  • 1: T タイプのテンソル。必須。

出力:

  • 1: 要素ごとの round 操作の結果。タイプ T のテンソル。

タイプ:

  • T: 任意の数値タイプ。

例:

<layer ... type="Round">
    <data mode="half_to_even"/>
    <input>
        <port id="0">
            <dim>256</dim>
            <dim>56</dim>
        </port>
    </input>
    <output>
        <port id="1">
            <dim>256</dim>
            <dim>56</dim>
        </port>
    </output>
</layer>