解析結果から指定するタイプのレポートを生成します。
-report <report_name> |
-R <report_name> |
callstack
function
function-callstack
call-stack-mode、csv-delimiter、cumulative-threshold-percent、discard-raw-data、filter、format、group-by、inline-mode、limit、quiet、report-output、result-dir、search-dir、source-search-dir、source-object、verbose、time-filter、loop-mode、column
既存の結果からレポートを生成するには、report アクションを使用します。レポートタイプは、収集で使用された解析タイプと互換性がある必要があります。
デフォルトでは、レポートは stdout に書き込まれます。ファイルに保存する場合、report-output アクションオプションを使用します。
短縮名と通常の名前では大文字と小文字が区別されます。例えば、-R は report アクションの短縮名で、-r は result-dir アクションオプションの短縮名です。
利用可能なレポートタイプのリストを取得するには、vtune -help report コマンドを使用します。
特定のレポートタイプのヘルプを表示するには、vtune -help report <report_name> を実行します。ここで、<report_name> は生成するレポートタイプです。
この組み合わせの例では、collect アクションを使用して Linux* の sample ターゲットのホットスポット解析を実行して、その結果を現在の作業ディレクトリーに書き込みます。2 番目のコマンドは、report アクションを使用して最新の結果から hotspots レポートを生成し、stdout に書き込みます。
vtune -collect hotspots -- /home/test/sample
vtune -R hotspots
ホットスポット解析からホットスポット・レポートを作成し、モジュールごとにデータをグループ化します。
vtune -R hotspots -result-dir r001hs -group-by module
foo 関数のホットスポットのパフォーマンス・メトリックを含むソース表示を開き、Windows* の C:\test\my_sources ディレクトリーを使用してソースファイルを検索します。
vtune -R hotspots -source-object function=foo -r r001hs -source-search-dir C:\test\my_sources
スレッド化解析の結果 r003tr に全関数のスタック情報を書き込みます。データはコールスタックでグループ化されます。
vtune -R callstacks -r r003tr -group-by callstack