source-object

ソースまたはアセンブリー・データのレポートに表示するソース・オブジェクトのタイプを指定します。

GUI オプション

コンテキスト・メニュー: [ソース/アセンブリー] ウィンドウ

構文

-source-object <object_type> [=]<value>

引数

<object_type>

ソースまたはアセンブリー・データを表示するアプリケーション単位を指定します。設定可能な値は、modulesource-filefunction です。

影響するアクション

reporthw-events または hotspots レポートタイプのいずれかを使用した場合。

説明

source-object オプションを使用して、レポートを関連するパフォーマンス・データを含むソースまたはアセンブリー表示モードに切り替えます。特定のオブジェクトを定義するには、このオプションを使用します。例えば、2 つのモジュールがそれぞれ関数名 foo を持つ場合、インテル® VTune™ プロファイラーは module と function の両方が指定されないとエラーを出力します。

ヒント

デフォルトでは、ソースビューが表示されます。グループごとのアドレスを指定すると、逆アセンブリー・ビューと関連するパフォーマンス・データが表示されます。

foo 関数のソースデータを表示するハードウェア・イベント・レポートを生成します。結果ディレクトリーが指定されていないため、現在の作業ディレクトリーの最近のハードウェア解析結果を使用します。

vtune -report hw-events -source-object function=foo

この例では、オブジェクトを module1 の関数 foo として指定します。これにより、ほかのモジュールに foo という名前の 2 番目の関数が存在しても競合を回避できます。

vtune -report hw-events -source-object module=module1 -source-object function=foo

foo 関数のアセンブリー・データを表示するハードウェア・イベント・レポートを生成します。

vtune -R hw-events -source-object function=foo -group-by address

基本ブロックとアドレスでグループ化されたアセンブリー・データを表示するハードウェア・イベント・レポートを生成します。

vtune -R hw-events -source-object function=foo -group-by basic-block,address

関数範囲、基本ブロック、およびアドレス順でグループ化されたアセンブリー・データを表示するハードウェア・イベント・レポートを生成します。

vtune -R hw-events -source-object function=foo -group-by function-range,basic-block,address

関連情報