intercept-build のオプション#

intercept-build ツールは Linux* でのみ使用できます。このツールは、インテル® DPC++ 互換性ツールのインストールの一部として提供されます。

次の表は、 intercept-build ツールのコマンドライン・オプションをリストしたものです。

オプション

説明

–append

既存のコンパイル・データベースを新しいエントリーで拡張します。重複したエントリーは検出されますが、最終的な出力からは削除されます。出力は継続的に更新されるわけではありません。ビルドコマンドが終了すると完了します。デフォルトは無効です。

–cdb <file>

JSON コンパイル・データベースを指定します。デフォルト名は compile_commands.json です。

–intercept-build

intercept-build ツールを呼び出してコンパイル・データベースを生成します。

–linker-entry

–linker-entry オプションが指定されると、コンパイル・データベースにリンカーエントリーが生成されます。デフォルトは有効です。

–no-linker-entry

–no-linker-entry オプションが指定されると、コンパイル・データベースにリンカーエントリーは生成されません。デフォルトは無効です。

–parse-build-log <file>

ビルドログのファイルパスを指定します。

–verbose-v

intercept-build からの詳細出力を有効にします。2 番目、3 番目、4 番目のフラグは冗長性を高めます。

–work-directory <path>

-parse-build-log オプションで指定されたビルドログを生成するコマンドの作業ディレクトリーを指定します。デフォルトは、-parse-build-log オプションで指定されたビルド・ログ・ファイルのディレクトリーです。