インテル® VTune™ プロファイラーの起動

グラフィカル・ユーザー・インターフェイス (vtune-gui) またはコマンドライン・インターフェイス (vtune) を使用してインテル® VTune™ プロファイラーを起動します。

注:

インテル® VTune™ プロファイラーは、インテル® VTune™ Amplifier の後継バージョンであり、名称が変更されました。

製品名の変更に対応するため、コマンドライン・ツール amplxe-cl は、vtune に変更され、グラフィカル・インターフェイスのランチャー amplxe-gui は、vtune-gui に変更されました。

インテル® VTune™ プロファイラーをダウンロードしたら、次の手順を実行します。

  1. インストール・ディレクトリーの場所を特定します。
  2. 環境変数を設定します。
  3. インテル® VTune™ プロファイラーを起動します。

デフォルトのインストール・パス

インテル® VTune™ プロファイラーをスタンドアロン・コンポーネントとしてダウンロードした場合でも、インテル® oneAPI ベース・ツールキットとしてダウンロードした場合でも、デフォルトのインストール・パス <install-dir> は次のようになります。

オペレーティング・システム <install-dirpath> へのパス

Windows*

  • C:\Program Files (x86)\Intel\oneAPI\
  • C:\Program Files\Intel\oneAPI\ (特定のシステム)

Linux*

  • /opt/intel/oneapi (root ユーザーの場合)
  • $HOME/intel/oneapi (一般ユーザーの場合)

macOS*

/opt/intel/oneapi/

環境変数の設定

インテル® VTune™ プロファイラーの環境変数を設定するには、setvars スクリプトを実行します。

Linux*: source <install-dir>/setvars.sh

Windows*: <install-dir>\setvars.bat

このスクリプトファイルを実行すると、製品名とビルド番号が表示されます。現在は、vtune と vtune-gui コマンドが使用できます。

GUI からインテル® VTune™ プロファイラーを起動

Windows* では、[検索] メニューを使用するか、[スタート] メニューから [VTune Profiler version] を検索してスタンドアロン GUI クライアントを起動します。

Windows* 上の Microsoft* Visual Studio* IDE に統合されているバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーは、次のいずれかの方法で起動します。

macOS* では、ローンチパッドから [Intel VTune Profiler version] を起動します。

コマンドラインからインテル® VTune™ プロファイラーを起動

コマンドラインからインテル® VTune™ プロファイラーを起動するには、<install-dir>/bin64 ディレクトリーから次のスクリプトを実行します。

特定のインテル® VTune™ プロファイラーのプロジェクトや結果ファイルを開くには、次のコマンドを実行します。

> vtune-gui <path>

ここで、<path> は、次のいずれかです。

例えば、Linux* 上のインテル® VTune™ プロファイラー GUI で matrix プロジェクトを開くには次のコマンドを実行します。

vtune-gui /root/intel/vtune/projects/matrix/matrix.vtuneproj

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