Windows*、Linux*、または macOS* ホストにインストールされたインテル® VTune™ プロファイラーを使用して、リモート Android* システム上のコードのパフォーマンスを解析します。
ツールを正しく動作させるため、ターゲット Android* システムには ~25MB のディスク領域が必要です。
インテル® VTune™ プロファイラーは、インテル® VTune™ プロファイラーのリモートコレクターと ADB 通信で次のモードをサポートします。
ホストシステムにインテル® VTune™ プロファイラー製品のフルパッケージをインストールします。デフォルトで、インテル® VTune™ プロファイラーはターゲット Android* システムにリモートコレクターをインストールし、すぐにリモート収集を実行できるようにします。
インテル® VTune™ プロファイラーのリモートコレクターが非 root 化デバイスにインストールされる場合、インストール中に「ドライバーが見つからない/誤ったドライバー」などのエラーメッセージが表示されることがあります。ユーザーモード・サンプリングとトレース収集 (ホットスポット) のみを実行する場合、このメッセージは無視できます。
解析する Android* デバイスを設定します。
TCP/IP を介して Android* デバイスにアクセスできます。
ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析や Java* 解析を有効にするには、root モード adb で Android* デバイスにアクセスする必要があります。
システムの設定によっては、ホットスポット (ハードウェア・イベントベース・サンプリング・モード)、マイクロアーキテクチャー全般、およびカスタム EBS 解析タイプで root モードアクセスを取得する必要はありません。
ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析を有効にするには、バージョン互換のプレインストールされた署名付きドライバーがターゲットの Android* システムにあることを確認します。
アプリケーションに基本的なインストルメンテーションを追加して、ITT API を使用するパフォーマンス・データの収集を制御します。
解析ターゲットとリモートシステムを指定します。
[任意のホスト (未接続)] オプションを使用して、ADB 接続と電源の影響をパフォーマンス・データから除外できます。この場合、USB ケーブルやネットワークからデバイスを切り離すと収集が開始されます。収集結果は、デバイスが再接続されるとホストへ転送されます。
オプションで、バイナリーとソースの検索ディレクトリーを指定できます。
解析タイプを選択します。
Android* プラットフォームでは、インテル® VTune™ プロファイラーはユーザーモード・サンプリング・モードでのハードウェア・イベントベース・サンプリング・タイプとホットスポット解析をサポートしています。その他のアルゴリズム解析タイプはサポートされません。
解析タイプを設定します。
ホストから解析を実行します。
ホスト上で収集したデータを表示します。
Android* システムで電力解析を実行するには、インテル® SoC Watch ツールを使用します。