注:
インテル® SoC Watch で電力解析データを収集する機能は、Android*、Windows*、および Linux* デバイスで利用可能です。インテル® SoC Watch の結果をインポートして表示する機能は、すべてのバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーでサポートされます。
インテル® SoC Watch コレクターを使用し、ターゲットシステム上で電力解析データを収集した後、結果ファイル (*.pwr) をホスト上のインテル® VTune™ プロファイラーにインポートして、次のウィンドウで [プラットフォーム電力解析] データを参照できます。表示されるウィンドウは、選択されたメトリックによって異なります。
[サマリー] ウィンドウは収集されたデータの概要を表示します。このウィンドウは、電力の問題を特定する出発点として使用されます。
[関連メトリック] ウィンドウは、同じ時間スケールで収集されたすべてのデータのタイムラインを表示します。このウィンドウは、電力の問題を特定する出発点として使用されます。
[帯域幅] ウィンドウは、DDR SDRAM メモリーイベントと時間経過における帯域幅を表示します。
[コア・ウェイクアップ] ウィンドウは、スリープ状態からアクティブ状態にコアを切り替える原因となった、ウェイクアップ・イベントを表示します。
[CPU C/P ステート] ウィンドウは、CPU のスリープ状態とプロセッサー周波数データの関連を表示します。データは、プラットフォーム上で収集されたデータが時間経過に従って階層構造で表示されます。
[グラフィックス C/P ステート] ウィンドウは、グラフィックスのスリープ状態と収集された P ステートデータの関連を表示します。データはデバイスごとに時間経過で表示されます。
[NC デバイス] ウィンドウには、ノース・コンプレックス・デバイス全体のカウントと時間経過での異なる D0ix スリープ状態が表示されます。
[SC デバイス] ウィンドウには、サウス・コンプレックス・デバイス全体のカウントと時間経過での異なる D0ix スリープ状態が表示されます。
[温度サンプル] ウィンドウには、コアと SoC から取得された温度が表示されます。
[タイマー解像度] (Windows* のみ) は、タイマー解像度と変更を必要とするプロセスを含む変更要求を表示します。
[ウェイクロック] ウィンドウ (Android* のみ) は、システムが ACPI S3 (RAM へのサスペンド) 状態へ移行できた、またはできなかったことを示すウェイクロック・データを表示します。
[タイムライン] ペインのコンポーネント列
コンポーネントには、サブコンポーネントを展開して表示できるものがあります。以下のライムラインに示すような、行名の横にある矢印マークを探します。
タイムラインの特定のセクションにズームイン
タイムラインのデータ領域をクリックして水平方向にドラッグすると、収集データ全体から特定の時間範囲を選択できます。マウスボタンを離してこの範囲をズームするオプションを表示できます。[選択してズームインおよびフィルターイン] では、ズームするだけではなく、選択された範囲に基づいてすべてのグリッドに表示されるデータを再計算できます。1 つのタブ内でフィルターが一旦適用されると、それぞれのタブの選択された時間範囲がハイライトされ、ビューポイント内のすべてのタブで維持されます。右クリックして [すべてのフィルターを解除] を選択し、元のグリッドをリストアしてタイムラインの選択をクリアします。
