Linux* ターゲット

インテル® VTune™ プロファイラーを使用して、ローカルおよびリモート Linux* ターゲットシステムのパフォーマンス解析を行います。

Linux* ターゲットを解析するには、次の操作を行います。

  1. 解析するターゲット・アプリケーションを準備します。

    • システムのバージョンに適合したデバッグ情報パッケージをインストールして、システムカーネルのデバッグ情報のダウンロードを有効にします。

    • コードのコンパイル時に -g オプションを使用して、アプリケーション・バイナリーのデバッグ情報のダウンロードを有効にします。パフォーマンス解析をより効率的に行うため、推奨されるコンパイラー・オプションを使用することを検討してください。

    • ターゲットをリリースモードでビルドします。

    • チューニングによるパフォーマンス向上を比較するため、ベースラインとなるパフォーマンス・データを取得します。

      例えば、あるファイルの圧縮にかかる時間を特定するためコードをインストルメントします。タイミングデータを提供するように拡張されたオリジナルのターゲットコードは、パフォーマンスのベースラインとして参照されます。ターゲットコードを変更するたびに、最適化されたターゲットのパフォーマンス・メトリックをベースラインと比較し、パフォーマンスが向上したかどうか確認します。

  2. 解析するターゲットシステムを準備します。

  3. インテル® VTune™ プロファイラーのプロジェクトを作成して、必要なパフォーマンス解析を実行します。

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