要素アクセス

このセクションのすべてのメンバー関数は、コンテナーをトラバースしながら、同時に並行する拡張メソッドを実行できます。

同時拡張の場合、アクセスメソッドが返す値は他のスレッドの構築中の要素を参照できます。

インデックスによるアクセス


value_type& operator[]( size_type index ); 
const value_type& operator[]( size_type index ) const;

戻り値: 位置 index の要素への参照を返します。

index() >= size() である場合、動作は未定義です。



value_type& at( size_type index ); 
const value_type& at( size_type index ) const;

戻り値: 位置 index の要素への参照を返します。

スロー

  • index >= size() の場合、std::out_of_range

  • ベクトルが壊れており、位置 index の要素が割り当てられていない場合は、std::range_error です。

最初と最後の要素をアクセス


value_type& front(); 
const value_type& front() const;

戻り値: ベクトルの最初の要素への参照。



value_type& back(); 
const value_type& back() const;

戻り値: ベクトルの最後の要素への参照。