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プラットフォームに適したベクトル化を有効にする

チュートリアルのこのステップでは、プラットフォームに適したベクトルレジスターの使用を有効にし、ベクトル化の効率を確認します。

完全なベクトル化を有効にする

プラットフォームに適したベクトル命令セットを使用できるようにする方法の 1 つは、コンパイルを実行するプロセッサーがサポートするベクトル拡張と同じベクトル拡張を使用するようにコンパイラーに指示することです。

Visual Studio* でプラットフォームに適したベクトル化を有効にするには、次の手順に従います。

  1. [ソリューション エクスプローラー] ペインで、matrix プロジェクトを右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  2. [C/C++] > [Code Generation Intel C++] メニューに移動します。

  3. コンパイルを実行しているプロセッサーで使用可能な最適な命令セット拡張を使用するようにコンパイラーに指示するには、[Intel Processor-Specific Optimization] オプションを、コンパイルを実行しているホスト・プロセッサーと同じ (/QxHost) に設定します。

  4. プロパティーへの変更を保存します。

  5. アプリケーションをビルドします。

パフォーマンス・スナップショットによるベクトル化の確認

パフォーマンス・スナップショット解析を実行して、アプリケーションが適切にベクトル化されていることを確認します。

アプリケーションが終了すると、インテル® VTune™ プロファイラーはパフォーマンス・スナップショットの [サマリー] ウィンドウを開きます。

以下の主なメトリックを観察してください:

次のステップ: マイクロアーキテクチャー使用の解析を行います。