グリッド表示の管理

グリッド表示のデータ形式、ソート、およびフィルター処理を管理するため、インテル® VTune™ プロファイラーで提供されるメカニズムを調査します。

これらの機能は、収集されたパフォーマンス・データを表示するすべてのグリッドで使用できます。

説明

操作

特定のカラムの値で表をソート

カラムヘッダー をクリックします。1 つのカラムのみをソートできますが、現在のソートで同じ値を持つ行では、以前のソート内容が保持されます。

選択したデータの同期

グリッドまたは [タイムライン] ペインで注目するプログラム単位を選択すると、インテル® VTune™ プロファイラーはほかのペイン/ウィンドウで同じ単位をハイライト表示します。

表示されているデータの再グループ化

[グループ化] ドロップダウン・メニューから粒度を選択します。利用可能なグループは解析タイプに依存します。

カラムのデータを展開/折りたたみ

データカラムの [展開 /折りたたみ ] ボタンをクリックして、低い利用率または許容できる (OK) 利用率、および利用率定義内のスレッドによってカラムを展開します。

行のデータを展開/折りたたみ

展開 /折りたたみ ボタンをクリックして、グループ化やコールスタック要素のレベルを表示/非表示にします。

データの表示形式を変更

データカラムを右クリックして、[データを表示] を選択し、異なるデータ形式オプションを選択します。データ形式を変更するとすべてのウィンドウに適用されます。

行を選択

Shift キーを押しながらクリックすると、連続する複数の行を選択できます。また、Ctrl キーを押しながらクリックすると、連続しない複数の行を選択できます。

ウィンドウのコンテンツをフィルター処理

  • [フィルター] ツールバーのドロップダウン制御を使用して、選択したプログラム単位の影響でデータをフィルター処理します。影響のパーセンテージは、 フィルターアイコンをクリックして選択したフィルターメトリックに依存します。上記の例では、グリッドで選択された analyze_locks プロセスは、アプリケーション全体のクロックティック・イベント・カウントの 53.4% のクロックティック・イベント・カウント (ハードウェア・イベントベース解析のデフォルトのフィルター処理メトリック) を占めています。そのため、収集されたデータをこのモジュールでフィルター処理すると、ビューポイントはクロックティック・データ全体の 53.4% を示します。

  • コンテキスト・メニューの [選択してフィルターイン/アウト] オプションを使用します。インテル® VTune™ プロファイラーは、選択した項目の合計時間に基づいてデータをフィルターイン/フィルターアウトします。

1 つのウィンドウでデータをフィルター処理すると、同じビューポイントのすべてのウィンドウに同じフィルターが適用されます。

フィルターバーで選択可能なフィルターを、[選択してフィルターイン]/[選択してフィルターアウト] コンテキスト・メニューですでにフィルター処理されたデータに適用すると、すべてのフィルターが統合され同時に適用されます。

ソース/アセンブリー・コードを表示

注目するプログラム単位を選択してダブルクリックします。ソースファイルが検出できない場合、アセンブリー・ペインが表示されます。

関連情報