結果をファイナライズまたは再ファイナライズしてシンボル解決を行います。
[分析の設定] タブ > [再ファイナライズ] ボタン
-finalize -result-dir <PATH> |
-I -result-dir <PATH> |
finalize アクションは、結果ディレクトリーのパスと名前を指定する result-dir アクションオプションとともに使用する必要があります。
結果のファイナライズは、収集処理の一環として自動的に行われます。
finalize アクションを使用して、ファイナライズされていない、または result-dir アクションオプションで指定されたディレクトリーで適切にファイナライズされていない結果をファイナライズします。GUI ツールを使用して検索ディレクトリーの設定を変更するか、search-dir アクションオプションを finalize アクションと併用して、結果を再ファイナライズしシンボル情報を更新します。
通常、ファイナライズは、collect または import アクションの一部として自動的に行われます。次のような場合に、再ファイナライズを行う必要があります。
収集やインポート中にファイナライズが抑制された場合。例えば、-finalization-mode=none action-option に collect または collect-with アクションが指定された場合です。
ソースまたはシンボルファイルの一部が失われているため、正しくファイナライズされなかった結果を再解決する場合。GUI やレポートに [不明 (Unknown)] というキーワードが表示されます。
この例では、Linux* 上のホットスポット解析の結果 r001hs の生成で、ファイナライズが抑制されます。
vtune -collect hotspots -finalization-mode=none -result-dir /tmp/test/r001hs
すでに生成されている、ファイナライズされていないホットスポット解析の結果 r001hs をファイナライズします。
vtune -finalize -result-dir /tmp/test/r001hs
シンボルファイルの検索ディレクトリーを指定して、ホットスポット解析の結果 r004hs を再ファイナライズします。
vtune -finalize -search-dir /home/foo/system_modules -result-dir /tmp/test/r001hs