起動されたアプリケーションへ ITT API をアタッチ

インテル® VTune™ プロファイラーは、ITT API を使用してインストルメントされるアプリケーションにアタッチできます。それには、アプリケーションを起動する前に ittnotify_collector に次の環境変数を設定します。

Windows*:

INTEL_LIBITTNOTIFY32=<install-dir>\bin32\runtime\ittnotify_collector.dll

INTEL_LIBITTNOTIFY64=<install-dir>\bin64\runtime\ittnotify_collector.dll

Linux*:

INTEL_LIBITTNOTIFY32=<install-dir>/lib32/runtime/libittnotify_collector.so

INTEL_LIBITTNOTIFY64=<install-dir>/lib64/runtime/libittnotify_collector.so

FreeBSD*:

ヘッダーとライブラリー・ファイルは、FreeBSD* ターゲットパッケージの vtune_profiler_target_x86_64.tgz から入手できます。詳細は、FreeBSD* システムの設定を参照してください。

INTEL_LIBITTNOTIFY64=<target-package>/lib64/runtime/libittnotify_collector.so

変数は、引用符なしのライブラリーへのフルパスを含んでいる必要があります。

Windows*:

set INTEL_LIBITTNOTIFY32=C:\Program Files (x86)\Intel\oneAPI\vtune\latest\bin32\runtime\ittnotify_collector.dll set INTEL_LIBITTNOTIFY64=C:\Program Files (x86)\Intel\oneAPI\vtune\latest\bin64\runtime\ittnotify_collector.dll

Linux*:

export INTEL_LIBITTNOTIFY32=/opt/intel/oneapi/vtune/latest/lib32/runtime/libittnotify_collector.so export INTEL_LIBITTNOTIFY64=/opt/intel/oneapi/vtune/latest/lib64/runtime/libittnotify_collector.so

FreeBSD*:

ターゲットシステム上の FreeBSD* ターゲットパッケージの配置を反映するには、パスを設定する必要があるかもしれません。

setenv INTEL_LIBITTNOTIFY64 /tmp/vtune_profiler_2021.9.0/lib64/runtime/libittnotify_collector.so

設定が完了したら、インストルメントされたアプリケーションを適切な環境で起動し、インテル® VTune™ プロファイラーを実行する前にアプリケーションが起動されていてもユーザー API データを収集できます。

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