リモート Linux* ターゲットの検索ディレクトリー

リモート Linux* アプリケーションの正確なモジュール解決とソース解析を行うには、インテル® VTune™ プロファイラーがホストシステム上のバイナリー/シンボルファイルにアクセスできることを確認してください。

デバッグ情報がバイナリーとは異なるファイルで提供される場合、パフォーマンス解析を設定する際にホスト上でそれらのファイルの検索パスを指定する必要があります。それらのファイルがホストシステム上に存在しない場合、ターゲットシステムからコピーするか、ファイルを参照可能なディレクトリーをマウントしてください。次に、それらの場所を解析設定の検索パスに追加します。

検索パスを追加するには、次のいずれかのオプションを使用します。

検索は再帰的ではありません。必要なディレクトリーがすべて指定されていることを確認します。

リモート解析を実行すると、インテル® VTune™ プロファイラーはリモートターゲット上でアプリケーションを起動し、データを収集してすべてのバイナリーファイルをホストにコピーして解析結果をファイナライズします。ファイナライズを行う間、インテル® VTune™ プロファイラーは、バイナリーとシンボルファイルのデータ・ディレクトリーを次の順序で検索します。

  1. <result dir>/all ディレクトリー (再帰的)。

  2. [バイナリー/シンボル検索]/[ソース検索] ダイアログボックス、または --search-dir/--source-search-dir コマンドライン・オプションで定義されたこのプロジェクトの追加の検索ディレクトリー。

  3. リモートターゲット上の絶対パス、またはインテル® VTune™ プロファイラーのキャッシュ・ディレクトリー (バイナリーファイルのみ)。

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