この解析は GUI モードでは非推奨となり、コマンドラインでのみ利用できます。
インテル® SGX ホットスポット解析タイプは、インテル® ソフトウェア・ガード・エクステンション (インテル® SGX) 機能が有効にされたシステムをターゲットとしています。この解析タイプは、正確なクロックティックをエミュレートする INST_RETIRED.PREC_DIST ハードウェア・イベントを使用し、セキュリティー領域内でパフォーマンスが重要なプログラム単位を特定するのに役立ちます。通常、非プリサイスイベントは正確な命令ポインターを提供しないため、それに関連するモジュールを分類できません。そのためインテル® SGX が有効なシステムでの解析には、プリサイスイベントを使用する必要があります。
vtune -collect sgx-hotspots [-knob <knobName=knobValue>] [--] <target>
Knob: sampling-interval、enable-user-tasks。
インテル® SGX ホットスポット解析で利用可能な knob (設定オプション) に関する最新情報は次のように取得できます。
vtune -help collect sgx-hotspots
次の例は、Linux* 上で myApplication のインテル® SGX ホットスポット解析を実行する方法を示します。
vtune -collect sgx-hotspots -- /home/test/myApplication
データ収集が完了したら、結果を表示するため次のいずれかの操作を行います。
コマンドラインからデータを表示するには、-report アクションを使用します。
-report-output アクションを使用して、レポートを .txt または .csv ファイルに書き込みます。
インテル® VTune™ プロファイラーのグラフィカル・インターフェイスで、収集した結果データ (*.vtune) を開きます。