データ収集をポーズ (一時停止)

アプリケーションを起動してから一定時間後にデータの収集開始したり、アプリケーションの実行途中までデータ収集をポーズするように解析を設定できます。これは、解析結果にウォーミング・アップのアクティビティーを含めたくない、または特定のイベント (例えば、メッセージボックスやマウスクリックなど) が発生したときにデータ収集を開始したい場合に便利です。インテル® VTune™ プロファイラーは、解析をポーズおよび再開するためのいくつかのオプションを提供しています。

データ収集を一時停止した状態で開始して手動でデータ収集を再開

解析を手動で開始および停止するには、次の操作を行います。

  1. プロジェクトを作成するか、開きます

  2. ツールバーの [解析の設定] ボタンをクリックします。

    [解析の設定] タブが開きます。

  3. [何を] ペインで解析ターゲットを選択して設定します。

  4. [どのように] ペインに切り替えて、[実行する解析タイプを選択] ボタンをクリックして必要な解析タイプを選択および設定します。

  5. コマンドバーの [ポーズして開始] ボタンをクリックします。

    インテル® VTune™ プロファイラーはアプリケーションを実行します。[ポーズして開始] ボタンが [再開] ボタンに変わります。

  6. コマンドバーの [再開] ボタンをクリックしてデータ解析を開始します。

[一時停止/再開] ボタンを使用してアプリケーション実行の任意の時点で一時停止

  1. コマンドバーの [開始] ボタンをクリックして、選択した解析を実行します。

    解析が始まると、コマンドバーに解析管理ボタンのセットが表示されます。

  2. 収集をポーズする場合、コマンドバーの [ポーズ] ボタンをクリックします。

    インテル® VTune™ プロファイラーは、アプリケーションを実行し続けますが、データは収集しません。コマンドバーの [開始] ボタンが [再開] ボタンに変わります。

  3. 収集を再開する場合、コマンドバーの [再開] ボタンをクリックします。

    インテル® VTune™ プロファイラーはデータの収集を再開します。

Pause/Resume API をコードに追加して解析を開始および停止

Pause/Resume API の使用方法は、「収集コントロール API」を参照してください。

データ収集が完了すると、ポーズした領域は [タイムライン] ペインに次のように表示されます。

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