インテル® oneAPI ベース・ツールキット
インテル® oneAPI は、Windows* 上でサードパーティー製 IDE と統合して、ソフトウェア開発用のシームレスな GUI を提供します。
注
インテル® oneAPI ツールキット用のサンプルのダウンロードには、インターネット接続が必要です。ツールキットをオフラインで使用する方法については、「トラブルシューティング」の「オフラインシステムでの開発」を参照してください。
Microsoft* Visual Studio* 統合開発環境 (IDE) 内でインテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーを使用して、スタティック・ライブラリー (.LIB)、ダイナミック・リンク・ライブラリー (.DLL)、メイン実行ファイル (.EXE) を含む C++ アプリケーションを開発できます。IDE では、プログラムの作成、デバッグ、および実行を簡単に行うことができます。IDE またはコマンドラインを使用して、ソースコードからさまざまな形式のプログラムやライブラリーをビルドすることができます。
この IDE には次の利点があります。
- ビジュアル開発環境なのでアプリケーションの開発作業が行いやすい。
- Microsoft* Visual Studio* ネイティブデバッガーと統合できる。
- その他の IDE ツールを使用できる。
Microsoft* Visual Studio* を使用したプロジェクトの作成
注
Visual Studio* 2019 を使用している場合は、サンプルはバージョン 16.4.0 以降でのみ動作します。
プロジェクトの作成方法を紹介したビデオは、「インテル® oneAPI Visual Studio* サンプルブラウザー」 (英語) を参照してください。
- Microsoft* Visual Studio* を開きます。
- Visual Studio* 2019 では、ページに最近使用したプロジェクトが表示されます。[コードなしで続行] をクリックします。
注
次のステップでは、
[拡張機能] >
[Intel] (VS2019 の場合) または
[Intel] (VS2017 の場合) メニューを使用します。これらのメニューが表示されていない場合は、プラグインがインストールされていません。「
トラブルシューティング」を参照して、プラグインを修正してください。
- Visual Studio* の以下のメニューを選択します。
- Visual Studio* 2019: [拡張機能] > [Intel] > [Browse an Intel oneAPI Sample]
- Visual Studio* 2017: [Intel] > [Browse an Intel oneAPI Sample]
サンプル画面が表示されます。

- 中央のエリアで [Vector Add] を選択します。Vector Add は、ツールが適切に設定され、システムの GPU にアクセスできることを確認する単純なテスト・アプリケーションです。
- [OK] をクリックします。
- ソリューション エクスプローラーで vector-add を右クリックして、[リビルド] を選択します。
- プログラムがビルドされたら、[デバッグ] > [デバッグなしで開始] をクリックします。結果が表示されます。
