最適化の前後の関数と呼び出し先の違いを見るには、[Compare Results (結果の比較)] ウィンドウで作成した比較結果の [Bottom-up (ボトムアップ)] サブタブをクリックします。
比較モードでは、[Bottom-up] ウィンドウに各プログラムユニットのそれぞれの解析結果データとその差を示す列が表示されます。差は、<結果 1 の値> - <結果 2 の値> として計算されます。
例: 基本ホットスポット解析結果の比較
[Bottom-up] ウィンドウには、それぞれの解析結果データと [Difference (差異)] 列が表示されます。デフォルトでは、[Difference] 列には CPU 時間ごとの総データの差が折りたたまれて表示されます。二重矢 (>>) アイコンをダブルクリックして列を展開し、使用率レベルごとの比較データを参照できます。
CPU 時間固有の差は、<結果 1 の CPU 時間> - <結果 2 の CPU 時間> で計算されます。ここでは、<r004hs-r005hs> となります (タブのタイトルに見えます)。それぞれの解析結果の列を展開すると、計算に使用されたデータを確認できます。
この例の最初の関数 grid_intersect では、Poor な CPU 使用率の差異が 26.768s - 21.961s = 4.807s であり、最適化後のシリアル CPU 時間が 4.9s 減っていることが分かります (結果 2)。しかし、Ideal な CPU 時間に変化はありません。