GUI からコマンドライン設定を生成

インテル® VTune™ Amplifier を使用して解析設定のコマンドラインを自動的に生成し、ターミナルウィンドウから実行するためバッファーにコピーします。この方法は、リモート解析を設定して実行する際にも使用できます。

1. インテル® VTune™ Amplifier の GUI を起動します。
2. プロジェクトとターゲットを設定し、[New Analysis (新規解析)] ツールバーボタンで (スタンドアロン GUI)/ (Visual Studio* IDE) をクリックして解析タイプを設定します。

   [Analysis Type (解析タイプ)] タブが開きます。

3. 左ペインから、事前定義されたタイプまたは カスタム解析タイプを選択し、必要な構成を設定します。
4. コマンドツールバーの下にある [Command Line... (コマンドライン...)] ボタンをクリックします。

   [Copy Command Line to Clipboard (コマンドライン・クリップボードのコピー)] ダイアログボックスが開き、選択した解析タイプ設定の起動に必要なコマンドラインが表示されます。

5. [Copy (コピー)] ボタンをクリックして、コマンドラインをクリップボードへコピーします。例えば、事前定義された並行性解析タイプと analyze_locks アプリケーションでは、次のコマンドラインが利用できます。

   

   コマンドラインを短縮して読みやすくするため、[Hide knobs with default values (デフォルト値の knob を非表示)] オプションを選択します (推奨)。デフォルトの knob 値を含めると、コマンドラインはより自己完結的で多くの情報を示します。

   カスタム設定を実行する場合、次のオプションの使用を検討してください。

   • リモートターゲットでカスタム解析を実行するため、[Use -collect-with action (-collect-with アクションを使用)] オプションを選択して [Copy] をクリックします。

     

   • カスタム設定をローカルに保存して、コマンドラインから定期的に実行するには、[Use -collect-with action] オプションを無効にして、[Custom analysis type file location (カスタム解析タイプのファイルの場所)] フィールドの [Copy] ボタンをクリックします。

     

6. コマンドラインをコピーしてシェルへ貼り付けます。

   カスタム解析向けにコピーした *.cfgファイルの位置は、コマンドラインから起動される解析スクリプトで使用できます。

7. 必要に応じて、コマンドラインでアプリケーション・データを編集します。

   リモート・アプリケーションを解析する場合、次を確認してください。

   • データを収集するリモート Linux* または Android* ターゲットシステムを設定します。

   • コマンドラインでリモート・アプリケーションへの正確なパスを指定します。

   • コマンドラインで -target-system=<system_details> オプションを使用して、リモート・ターゲット・アドレス (Linux*) または、デバイス名 (Android*) を指定します。次に例を示します。

     host>./amplxe-cl -target-system=ssh:user@hostName -collect hotspots -- myapp

8. Enter キーを押して解析を開始します。

   インテル® VTune™ Amplifier はデータを収集し、作業ディレクトリーの下の解析結果ディレクトリーに結果を保存します。

9. GUI またはテキストベースのコマンドラインでデータ収集の結果ファイルを開きます。

   注

   ソースコードの解析を有効にするには、リモートマシンから必要なシンボル/ソースファイルをコピーして、[Binary/Symbol Search (バイナリー/シンボル検索)] または [Source Search (ソース検索)] ダイアログボックスで検索ディレクトリーを更新してください。