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プラットフォームに適したベクトル化を有効にする

チュートリアルのこのステップでは、プラットフォームに適したベクトルレジスターの使用を有効にし、ベクトル化の効率を確認します。

完全なベクトル化を有効にする

プラットフォームに適したベクトル命令セットを使用できるようにする方法の 1 つは、コンパイルを実行するプロセッサーがサポートするベクトル拡張と同じベクトル拡張を使用するようにコンパイラーに指示することです。

プラットフォームに適したベクトル化を有効にするには、次の手順に従います。

  1. ‘../matrix/linux’ フォルダーにある Makefile をテキストエディターで開きます。

  2. 43 行目を以下のように変更します。

    OPTFLAGS =

    変更後:

    OPTFLAGS = -xHost

    このオプションは、コンパイルを実行するプロセッサーがサポートする最適な命令セット拡張を使用するようにコンパイラーに指示します。

  3. Makefile を保存して閉じ、次のコマンドでアプリケーションを再コンパイルします。

    make icc

パフォーマンス・スナップショットによるベクトル化の確認

パフォーマンス・スナップショット解析を実行して、アプリケーションが適切にベクトル化されていることを確認します。

アプリケーションが終了すると、インテル® VTune™ プロファイラーは Performance Snapshot の [Summary] ウィンドウを開きます。

以下の主なメトリックを観察してください:

次のステップ: マイクロアーキテクチャー使用の解析を行います。