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パッケージ・マネージャーでインストール

Linux* で、APT、YUM、DNF、または Zypper パッケージ・マネージャーを使用してインテル® VTune™ プロファイラーをインストールする方法について説明します。

インストールする前に

APT

インテル® oneAPI リポジトリーを追加

これまで、インテル® oneAPI ツールキットまたはコンポーネントをインストールしたことがない場合、インテル・リポジトリーを使用するようにパッケージ・マネージャーを構成します。

  1. (オプション) 書き込みアクセス権を持つ任意のディレクトリーに切り替えます。この例では、/tmp を使用します。
    cd /tmp
  2. インテル・リポジトリーの公開鍵をダウンロードします。Wget を使用します。
    wget https://apt.repos.intel.com/intel-gpg-keys/GPG-PUB-KEY-INTEL-SW-PRODUCTS.PUB
  3. 公開鍵を apt キーリングに追加します。
    sudo apt-key add GPG-PUB-KEY-INTEL-SW-PRODUCTS.PUB
  4. (オプション) 公開鍵ファイルは不要になったため、削除します。
    rm GPG-PUB-KEY-INTEL-SW-PRODUCTS.PUB
  5. インテル・リポジトリーを使用するように APT クライアントを設定します。
    echo "deb https://apt.repos.intel.com/oneapi all main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/oneAPI.list

    add-apt-repository ユーティリティーがインストールされている場合、代わりに次のコマンドを実行します。

    sudo add-apt-repository "deb https://apt.repos.intel.com/oneapi all main"
インテル® VTune™ プロファイラー・パッケージをインストール
  1. APT パッケージリストを更新します。
    sudo apt update
  2. インテル® VTune™ プロファイラーのスタンドアロン・パッケージ をインストールします。
    sudo apt install intel-oneapi-vtune

YUM

インテル® oneAPI リポジトリーを追加

これまで、インテル® oneAPI ツールキットまたはコンポーネントをインストールしたことがない場合、インテル・リポジトリーを使用するようにパッケージ・マネージャーを構成します。

  1. 書き込みアクセス権を持つディレクトリーに、YUM/DNF .repo ファイルを作成します。この例では、/tmp を使用します。
    tee > /tmp/oneAPI.repo << EOF
    [oneAPI]
    name=Intel® oneAPI repository
    baseurl=https://yum.repos.intel.com/oneapi
    enabled=1
    gpgcheck=1
    repo_gpgcheck=1
    gpgkey=https://yum.repos.intel.com/intel-gpg-keys/GPG-PUB-KEY-INTEL-SW-PRODUCTS.PUB
    EOF
  2. 作成した oneAPI.repo ファイルを YUM/DNF 構成ディレクトリ (/etc/yum.repos.d) に移動します。
    sudo mv /tmp/oneAPI.repo /etc/yum.repos.d
インテル® VTune™ プロファイラー・パッケージのインストール

次のコマンドを実行します。

sudo yum install intel-oneapi-vtune

DNF

インテル® oneAPI リポジトリーを追加

これまで、インテル® oneAPI ツールキットまたはコンポーネントをインストールしたことがない場合、インテル・リポジトリーを使用するようにパッケージ・マネージャーを構成します。

  1. 書き込みアクセス権を持つディレクトリーに、YUM/DNF .repo ファイルを作成します。この例では、/tmp を使用します。
    tee > /tmp/oneAPI.repo << EOF
    [oneAPI]
    name=Intel® oneAPI repository
    baseurl=https://yum.repos.intel.com/oneapi
    enabled=1
    gpgcheck=1
    repo_gpgcheck=1
    gpgkey=https://yum.repos.intel.com/intel-gpg-keys/GPG-PUB-KEY-INTEL-SW-PRODUCTS.PUB
    EOF
  2. 作成した oneAPI.repo ファイルを YUM/DNF 構成ディレクトリ (/etc/yum.repos.d) に移動します。
    sudo mv /tmp/oneAPI.repo /etc/yum.repos.d
インテル® VTune™ プロファイラー・パッケージのインストール

次のコマンドを実行します。

sudo dnf install intel-oneapi-vtune

Zypper

インテル® oneAPI リポジトリーを追加

これまで、インテル® oneAPI ツールキットまたはコンポーネントをインストールしたことがない場合、インテル・リポジトリーを使用するようにパッケージ・マネージャーを構成します。

次のコマンドを実行して、インテル・リポジトリー・キーを追加します。

sudo zypper addrepo https://yum.repos.intel.com/oneapi oneAPI
インテル® VTune™ プロファイラー・パッケージのインストール

次のコマンドを実行します。

sudo zypper install intel-oneapi-vtune

次のようにインテル® VTune™ プロファイラーをインストール

環境変数の設定:

インテル® VTune™ プロファイラーのコマンドライン・インターフェイスを使用するには、環境変数を設定します。次のスクリプトを実行します。

bash:

source /opt/intel/oneapi/vtune/latest/env/vars.sh

csh/tcsh:

source /opt/intel/oneapi/vtune/latest/env/vars.csh
インストールの確認:

インテル® VTune™ プロファイラーが正しくインストールされたかどうかを確認したり、インストールに関する問題をトラブルシューティングしたりするには、パッケージに含まれているセルフチェック・スクリプト (vtune-self-checker.sh) を使用します。このスクリプトは、サンプル・アプリケーションで一連のチェックを実行し、進行状況をインタラクティブに報告します。

  1. セルフチェック・スクリプトを実行する前に、環境変数を設定してください。

  2. 次に、ターミナルウィンドウを開きます。

  3. 次の場所に移動します: /opt/intel/oneapi/vtune/latest/bin64/

  4. vtune-self-checker.sh スクリプトを実行します。

    vtune-self-checker.sh

    セルフチェック・スクリプトでは、すべてのチェックを実行するのに数分かかる場合があります。

  5. スクリプトがすべてのチェックを完了したら、サマリーを確認します。解析が失敗したかどうかを確認し、追加情報についてはログファイルを参照してください。

サンプリング・ドライバーなしでデータ収集を構成する (オプション):

スーパーユーザー権限なしでインテル® VTune™ プロファイラーをインストールする場合は、Linux Perf* によるハードウェア解析を有効にする追加の構成手順を完了する必要があります。

これらの手順と制限事項について詳しくは、インテルのサンプリング・ドライバーなしでハードウェアをプロファイルする方法に関するこの技術レシピを参照してください。

関連資料