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Windows* システムにインストール

インテル® VTune™ プロファイラーを、スタンドアロン・アプリケーションとして、またはインテル® oneAPI ベース・ツールキットのコンポーネントとして、Windows* システムにインストールします。

インストールする前に

要件を確認:

  • ホストシステムは、64 ビット・オペレーティング・システムである必要があります。

  • サポートされているバージョンの Windows* とコンパイラーを使用していることを確認してください。システム要件 (英語) を確認します。

管理者権限を取得

インテル® VTune™ プロファイラーの多くの解析タイプで使用するサンプリング・ドライバーを適切にインストールするには、管理者権限が必要です。管理者権限があれば、インテル® VTune™ プロファイラーのインストール、変更、アンインストールも容易になります。

インテル® VTune™ プロファイラーをダウンロード

Windows* 版のインテル® VTune™ プロファイラーを次のいずれかの方法でダウンロードします。

スタンドアロン・アプリケーションとしてインテル® VTune™ プロファイラーをインストール

インテル® VTune™ プロファイラーのダウンロード・ページ (英語) で次の操作を行います。

  1. オンライン・インストーラーまたはオフライン・インストーラーを選択できます。オフライン・インストーラーは、安定したインターネット接続がないシステムに適しています。

  2. ダウンロードが完了したら、管理者権限でインストーラーの実行ファイルを起動します。

  3. インストールのモードを選択します。

    • 推奨されるインストール・モードでは、インテル® VTune™ プロファイラーはデフォルトのディレクトリーにインストールされ、Microsoft Visual Studio* IDE に統合されます。

    • カスタム・インストール・モードでは、次の設定を制御できます。

      • インストール・ディレクトリー: カスタム・インストール・ディレクトリーを指定します。デフォルトの場所は、’<Program Files (x86)>\Intel\oneAPI\vtune\’ です
      • Microsoft Visual Studio* IDE 統合: 必要に応じて、統合する Microsoft Visual Studio* のバージョンを選択します。
  4. インストーラーの後続の手順に従ってインストールを完了します。

インテル® oneAPI ベース・ツールキットのコンポーネントとしてインテル® VTune™ プロファイラーをインストール

インテル® oneAPI ベース・ツールキットのダウンロード・ページ (英語) で次の操作を行います。

  1. オンライン・インストーラーまたはオフライン・インストーラーを選択できます。オフライン・インストーラーは、安定したインターネット接続がないシステムに適しています。

  2. ダウンロードが完了したら、管理者権限でインストーラーの実行ファイルを起動します。

  3. インストールのモードを選択します。

    • 推奨されるインストール・モードを選択すると、インテル® oneAPI ベース・ツールキットのすべてのコンポーネントがデフォルトのディレクトリーにインストールされます。適切なコンポーネントが Microsoft Visual Studio* IDE に統合されます。

    • カスタム・インストール・モードでは、次の設定を制御できます。

      • インストールするコンポーネント: インストールするツールキットのコンポーネントを選択します。インストーラーは、システムにすでにインストールされているコンポーネントが存在するかをチェックします。それらのコンポーネントを更新するかスキップするかを選択できます。
      • インストール・ディレクトリー: カスタム・インストール・ディレクトリーを指定します。デフォルトの場所は、’<Program Files (x86)>\Intel\oneAPI\’ です
      • Microsoft Visual Studio* IDE 統合: 必要に応じて、統合する Microsoft Visual Studio* のバージョンを選択します。

  4. インストーラーの後続の手順に従ってインストールを完了します。

次のようにインテル® VTune™ プロファイラーをインストール

環境変数の設定:

インテル® VTune™ プロファイラーのコマンドライン・インターフェイスを使用するには、環境変数を設定します。Vars.bat スクリプトを実行します。

C:\"Program Files (x86)"\Intel\oneAPI\vtune\latest\env\vars.bat
サンプリング・ドライバーの検証:

Windows* システムにインテル® VTune™ プロファイラーをインストールすると、ほとんどの解析タイプでデータ収集に使用するサンプリング・ドライバーもインストールされます。ただし、常に次の点を確認することを推奨します。

  1. 管理者権限で新しいコマンドプロンプトを開きます。
  2. インストール・ディレクトリーの bin64 フォルダーに移動します。
  3. システムがハードウェア・イベント・ベース・サンプリング (HEBS) 収集の要件を満たしていることを確認します。次のコマンドを実行します。
    amplxe-sepreg.exe -c
  4. サンプリング・ドライバーがロードされているか確認します。
    amplxe-sepreg.exe -s
  5. システムが HEBS 収集の要件を満たしているにも関わらず、サンプリング・ドライバーがインストールされていない場合は、管理者権限で次のコマンドを実行してドライバーをインストールします。
    amplxe-sepreg.exe -i

Windows* システムにサンプリング・ドライバーをインストールする方法の詳細については、こちらを参照してください。

インストールの確認:

インテル® VTune™ プロファイラーが正しくインストールされたかどうかを確認したり、インストールに関する問題をトラブルシューティングしたりするには、パッケージに含まれているセルフチェック・スクリプト (vtune-self-checker.bat) を使用します。このスクリプトは、サンプル・アプリケーションで一連のチェックを実行し、進行状況をインタラクティブに報告します。

  1. 環境変数の設定

  2. サンプリング・ドライバーのインストールと確認

  3. ターミナルウィンドウを開きます。

  4. 次の場所に移動します: <Program Files (x86)>\Intel\oneAPI\vtune\latest\bin64

  5. vtune-self-checker.sh スクリプトを実行します。

    vtune-self-checker.bat

    セルフチェック・スクリプトでは、すべてのチェックを実行するのに数分かかる場合があります。

  6. スクリプトがすべてのチェックを完了したら、サマリーを確認します。解析が失敗したかどうかを確認し、追加情報についてはログファイルを参照してください。

リモートターゲットの準備 (オプション):

インテル® VTune™ プロファイラーを Windows* プラットフォームにインストールすると、それを使用して Linux* マシンなどの Windows* 以外のターゲットからリモートでプロファイルを作成し、データを収集することができます。詳細は、「解析ターゲットの設定」を参照してください。

関連資料