インテル® VTune™ プロファイラーは、コマンドラインから収集プロセスをポーズしたり、ポーズした収集を再開したり、実行中の収集プロセスを停止する方法を提供します。
ポーズモードで収集を開始するには、start-paused アクションオプションを使用します。
vtune -collect <analysis_type> -start-paused [--] <target>
ポーズした収集を再開する方法は 2 つあります。
指定する時間後に自動的に収集を再開するには、resume-after オプションを使用します。
vtune -collect <analysis_type> -start-paused -resume-after=<value> [--] <target>
ここで、
<analysis_type> は、実行する解析タイプです
<value> は、遅延する時間を秒単位で指定します。
<target> は、解析するターゲットです
手動で収集を再開するには、command アクションと resume 引数を使用します。
vtune -command resume
この例は、Linux* で sample アプリケーションのホットスポット解析をポーズモードで開始して、50 秒後に収集を再開します。
vtune -collect hotspots -start-paused -resume-after=50 -- /home/test/sample
この例は、Windows* で sample アプリケーションのホットスポット解析をポーズモードで開始します。
vtune -collect hotspots -start-paused -- C:\test\sample.exe