インテル® VTune™ プロファイラーは、BIOS オプションで PMU リソースの使用が無効にされているか、サポートされていないプラットフォームで Hyper-V* が有効にされているため、仮想環境の PMU リソースにアクセスできません。
Hyper-V* でのサンプリングベースのパフォーマンス・プロファイルは、Windows® 10 RS3 リリース (バージョン 1709) 以降でのみ使用できます。インテル® VTune™ プロファイラーが実行できるか確認するため、Windows* のバージョンをチェックしてください。
> winver例えば、Version 1709 は、サポートされている Windows* 10 Fall Creators アップデート (RedStone3) が実行されていることを示します。
Hyper-V* のサンプリング・ベースのパフォーマンス・プロファイルは、インテル® マイクロアーキテクチャー Skylake (開発コード名) および Goldmont (開発コード名) 以降で利用できます。インテル® VTune™ プロファイラーは、インテル® マイクロアーキテクチャー開発コード名 Haswell や Broadwell で実行される Hyper-V* 環境では動作しません。
Windows* 10 RS3 以前のシステムで、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集を有効にするには、次の操作を行います。
BIOS オプションを使用して PMU リソースへのアクセスを有効にします (手動で無効にしている場合)。
次の手順で Hyper-V* 機能を無効にします。
[スタート] メニューで [設定] > [アプリ] > [アプリと機能] > [プログラムと機能] > [Windows の機能の有効化または無効化] を選択し、[Windows の機能] ウィンドウを開きます。
[Hyper-V] 機能とサブタブの機能を無効にして、システムを再起動します。
システムの再起動後も Hyper-V 機能が無効にならない場合、BIOS VMX (仮想化機能) がオフでなければ無効化する必要があります。
Windows* 10 RS3 のハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に関する問題を解決するには、認証情報の保護とデバイスの保護が無効にされていることを確認します。