このウィンドウへアクセスするには、次の操作を行います。[プラットフォーム電力解析] ビューポイントを選択し、結果タブの [グラフィックス C/P ステート] サブタブをクリックします。
[グラフィックス C/P ステート] ウィンドウを使用して次の操作を行います。
[プラットフォーム電力解析] ビューポイントは、電力解析の一部として利用できます。インテル® SoC Watch で電力解析データを収集する機能は、Android*、Windows*、および Linux* デバイスで利用可能です。インテル® SoC Watch の結果をインポートして表示する機能は、すべてのバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーでサポートされます。
各状態または周波数で費やされた時間をデバイスごとに表示します。データカラムの展開 /折りたたみ ボタンをクリックしてカラムを展開し、各デバイスで取得された異なる C ステートと P ステートを表示します。データセルを右クリックして、[データを表示] オプションで代替単位を選択して表示する単位を変更できます。例えば、それぞれの状態で費やされた収集時間のパーセンテージを視覚的に表示するには、[データを表示] > [時間とバー] を選択します。
それぞれの時点で各デバイスの C ステートと P ステートが表示されます。タイムラインの右側に表示される凡例 (レジェンド) で識別されるように、状態は異なる色で示されます。周波数グラフは、データが常駐カウンターではなく個別のサンプリング・ポイントでハードウェアから読み取られています。サンプルが取得されたポイントを確認するには、青いマーカーにカーソルを移動します。
それぞれの状態にあった時間はヒートマップで示されます。タイムライン全体を表示すると、ヒート・マップ・データが表示されないことがあります。注目する領域を拡大して、ヒートマップとデータポイントの詳細を表示できます。次の例では、タイムラインに濃淡の赤色で表示されている [グラフィックス P ステート] のヒートマップは、以前のサンプル以降でデバイスがアクティブであった状態を示します。赤色が濃いほどアクティブであった状態の時間が長くなります。アクティブとアイドル状態の正確な遷移は不明です。アクティブ状態の時間パーセンテージの割合を表示するには、ポイントにカーソルを移動します。次の例では、デバイスは 2 カ所のサンプリング・ポイント間で時間の 99.2% アクティブであり、表示色は最も濃い赤です。薄い色のバーは、アクティブ状態の時間が短いことを示します。
タイムラインを使用して、長時間高い周波数であった範囲を特定し、それらが予測と一致することを確認します。一致していない場合、[CPU C/P ステート] タブで CPU アクティビティーを同時に表示して調査できます。また、[帯域幅] タブを開いてアクティビティーが急増している場所を確認できます。特定のウィンドウのタイムラインで行われたフィルター処理は、そのビューポイントのほかのウィンドウすべてに適用されます。これは、あるタブで問題を特定し、その問題が別のタブのメトリックにどのように影響するか確認する場合に便利です。