インテル® VTune™ プロファイラー・コマンドライン・インターフェイス・リファレンスのオプションの説明はすべて、次に示す一般的な規則とテンプレートに従います。
各オプションの説明には、次の情報が含まれます。
オプションの簡単な説明。
製品: このセクションは、このオプションをサポートする製品名をリストします。
GUI オプション: このセクションは、統合開発環境 (IDE) / スタンドアロン GUI クライアントのオプションと等価なオプションを示します。同様なオプションがない場合、[なし] が指定されます。
構文: このセクションは、オプションのコマンドライン構文を説明します。
引数: このセクションは、オプションに関連する引数を説明します。引数がない場合、[なし] が指定されます。
デフォルト: このセクションは、オプションのデフォルト設定を表示します。
修飾子: このセクションは、説明されているアクションの修飾子がリストされます。このセクションは、アクションにのみ適用できます。
影響するアクション: このセクションは、説明されているオプションのアクション修飾子がリストされます。このセクションは、修飾子にのみ適用できます。
説明: このセクションは、オプションの完全な説明を表示します。
代替オプション: これらのオプションは、説明されるオプションの代わりに使用できます。代替オプションがない場合、「なし」が指定されます。
例: これはオプションの一般的な使用例です。
関連情報: このセクションでは、他のオプションや対応する GUI 手順など、オプションに関連する詳しい情報へのリンクを提供します。
オプションの前にはハイフン ("-") または 2 つのハイフン ("--") が付きます。
オプション名と値は、スペース (" ") または等号 ("=") で分離します。
収集を定義するオプションは、解析ターゲットの前に指定され、任意の順番でコマンドラインに置くことができます。ターゲットに関連するオプションはターゲットの後に指定します
単一のハイフンでオプションを組み合わせることはできません。例:-q および -c オプションを-qc オプションと同時に使用してください。
オプションには、短縮名と通常名があります。短縮名は 1 文字で示されます。通常名は 1 つの単語、またはハイフンで区切られた複数の単語で構成されます。短縮名と通常名は大文字と小文字が区別されます。通常名と短縮名オプションはどちらも使用できます。例えば、-report または -R はレポートを生成します。
長いオプションは省略することができます。オプションが複数の単語で構成されている場合、それぞれの単語を略語にしてダッシュで区切ることができます。略語が正式名称と一致することを確認してください。例えば、-option-nameオプションは-opt-name、-op-na、-opt-n、または-o-n。
2 つのオプション間で省略形があいまいな場合、構文エラーが報告されます。
コマンドラインから-no-<optionname> を指定すると、ブール値のデフォルトオプションを無効にできます。例えば、解析後にサマリーレポートを表示しないようにするには、vtune を -no-summary オプションを指定して実行します。逆に、デフォルトが no-<option> である場合、-<optionname>。
オプションを複数回使用するか、1 つのオプションでカンマで区切って (カンマの前後にスペースを入れません)、オプションに複数の値を指定できます。以下の例は同等であり、ホットスポット・レポートを生成する際に、結果 r001tr に対して 2 つのフィルターを指定します。
Linux*:
vtune -R hotspots -r r001tr -filter module=tachyon -filter module=vmlinux
vtune -R hotspots -r r001tr -filter module=tachyon,vmlinux
Windows*:
vtune -R hotspots -r r001tr -filter module=ntdll.dll -filter module=main.exe
vtune -R hotspots -r r001tr -filter module=ntdll.dll,main.exe