custom-collector

外部のコレクターを使用して、インテル® VTune™ プロファイラーと並行してターゲットのカスタム間隔とカウンターの統計情報を収集します。

GUI オプション

[解析の設定] ウィンドウ > [何を] ペイン

構文

-custom-collector=<string>

引数

<string>

外部収集ツールを起動するコマンドライン。

影響するアクション

collectcollect-with

説明

インテル® VTune™ プロファイラーで解析するアプリケーションや、インテル® VTune™ プロファイラーで起動するコレクターをカスタムコレクターにすることができます。

コマンドラインから -custom-collector オプションを使用して、解析するターゲット・アプリケーション以外の外部コレクターを指定します。

収集を開始すると、インテル® VTune™ プロファイラーは以下を行います。

  1. サスペンドモードでターゲット・アプリケーションを起動します。

  2. アタッチ (またはシステム全体) モードでカスタムコレクターを起動します。

  3. アプリケーションをアクティブモードに切り替えて、プロファイルを開始します。

アタッチモードでカスタムコレクターを起動できない場合、収集されるデータは不完全なものとなります。

後で CSV 形式でカスタム収集データ (時間間隔とカウンター) をインテル® VTune™ プロファイラーの結果にインポートできます。

この例は、デフォルトのユーザー・サンプリング・モードでホットスポット解析を実行し、指定するアプリケーションのカスタム統計情報を収集する外部スクリプトも起動します。

Windows*:

vtune -collect hotspots -custom-collector="python.exe C:\work\custom_collector.py" -- notepad.exe

Linux*:

vtune -collect hotspots -custom-collector="python /home/my_collectors/custom_collector.py" -- my_app

この例は、インテル® VTune™ プロファイラーのイベントベース・サンプリング・コレクターを実行し、外部システムコレクターを使用して製品環境変数を特定します。

Windows*:

vtune -collect-with runsa -custom-collector="set | find \"AMPLXE\"" -- notepad.exe

Linux*:

vtune -collect-with runsa -custom-collector="set | find \"AMPLXE\"" -- my_app

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