OS C ステートを収集するシステムでは、CPU C ステートは、プロセッサーが "アイドル" である度合いを定義するオペレーティング・システム向け電力管理 (OSPM) が要求するコアの電力状態です。
ハードウェア C ステートを収集するシステムでは、CPU C ステートは、各 C ステートで費やされた実際の時間をカウントするプロセッサーの MSR を読み取ることで取得されます。
C ステートの範囲は C0 から Cn で、C0 はアクティブ状態を示します。ほかのすべての C ステート (C1 - Cn) は、プロセッサー・クロックがインアクティブ (命令を実行できない) で、プロセッサーの一部のユニットに電力が供給されていないアイドルスリープ状態を表します。C ステートが深くなるほど、復帰の待機時間 (C0 に移行する時間) が長くなり、電力の節約量が多くなります。
このメトリックは、電力解析 (英語) の一部として収集されます。インテル® SoC Watch で電力解析データを収集する機能は、Android*、Windows*、および Linux* デバイスで利用可能です。インテル® SoC Watch の結果をインポートして表示する機能は、すべてのバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーでサポートされます。