この記事は、インテル社のウェブサイトで公開されている「Intel® VTune™ Profiler Release Notes and New Features」の日本語参考訳です。原文は更新される可能性があります。原文と翻訳文の内容が異なる場合は原文を優先してください。
原文更新日: 2024年11月18日
バージョン: 2025.0
このページには、インテル® VTune™ プロファイラーのリリースノートが、バージョンごとに新しいものから古いものまで順番に記載されています。
注: インテル® VTune™ Amplifier は、バージョン 2020 以降、インテル® VTune™ プロファイラーに名称が変更されました。
バージョンごとに、新機能と前バージョンからの変更点の概要が記載されています。
インストール・ガイドは、こちら (英語) を参照してください。
インテル® VTune™ プロファイラーの使い方については、『インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド』を参照してください。
リリースパッケージの入手
この製品のライセンス (有効期限の切れていない無償ライセンス、または製品リリースのビルド日付の時点で有効な有償ライセンス) をお持ちの方はインテル® ソフトウェア開発製品レジストレーション・センター (英語) からインストーラーをダウンロードできます。
アカウントの作成または製品登録が必要な場合があります。詳細については、製品登録とサインアップに関する FAQ (英語) を参照してください。
サポート
本製品に関する質問やテクニカルサポートについては、テクニカル・サポート・フォーラム、FAQ、およびその他のサポート情報を参照してください。
インテル® ソフトウェア開発製品レジストレーション・センター (英語) で、メールアドレスを入力して製品を登録します。登録することで、サポートサービス期間中 (通常は 1年間)、製品アップデートと新しいバージョンの入手を含む、無償テクニカルサポートが提供されます。さらに、インテルがサポートフォーラムにおいて重要なお客様を認識するのに役立ちます。
システム要件
インテル® VTune™ プロファイラーのシステム要件 (英語) を参照してください。
新機能
2025.0.1
- 重大なバグ修正とセキュリティー問題の対策を更新しました。
2025.0
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
新しいハードウェアのサポート
- インテル® Core™ Ultra プロセッサー 200V シリーズ (開発コード名 Lunar Lake)、インテル® Core™ Ultra プロセッサー 200S シリーズ (開発コード名 Arrow Lake-S)、および第 6 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー (開発コード名 Granite Rapids) がサポートされました。
- インテル® Core™ Ultra プロセッサー 200V シリーズ (開発コード名 Lunar Lake) 上の GPU 依存のボトルネック特定し、レンダリング・パイプラインを最適化して、メディアおよびコンテンツ作成アプリケーションの全体的なアプリケーション応答性を向上させました。
- SRF や GRR など E-core サーバー製品のさまざまな FLOP メトリックがサポートされました。
新しい言語サポート
- Python* 3.11 のプロファイル・サポートが追加されました。Python* プロファイルを関心領域のみに集中させ、ITT API (英語) を使用してパフォーマンス・データ収集を制御する機能により、生産性が向上します。
DirectX* API のデバイス側の最適化
- DirectX* API のデバイス側の非効率性を特定し、最適化します。
APS のトレースファイル生成の削減
- APS はトレースファイルの生成を削減し、データをノードごとに 1 つの圧縮ファイルに統合して、最大 100 万ノードの結果をシミュレートできるようになり、レポート生成時間が大幅に短縮されました。
- スタック・ウォーキング手順の排除による「ファイナライズ延期」モードの改善により、ファイナライズ時間が改善されました。
インテル® VTune™ プロファイラーのプラットフォーム・プロファイラー機能の EMON コマンドライン・インターフェイスへの移行
- インテル® VTune™ プロパティーのプラットフォーム・プロファイラー機能の最終バージョンがリリースされ、スタンドアロン・ダウンロードとして利用できるようになりました。この最終リリース以降、機能改善やセキュリティー修正は行われません。これらの機能は、EMON コマンドライン・インターフェイスに移行されました。詳細については、インテル® VTune™ プロパティー – プラットフォーム・プロファイラーの移行通知 (英語) を参照してください。
2024.3.0
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
新しい言語のサポート
- Python* 3.11 をサポート
新しいハードウェアのサポート
- ARL-S
- MTL-P
2024.2.1
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
インテル® Core™ Ultra 200V のサポート
- インテル® Core™ Ultra 200V (開発コード名 Lunar Lake) および次世代インテル® Arc™ グラフィックス (開発コード名 Battlemage) をサポート
2024.2
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
技術プレビュー機能: 新しい「ボトルネック・ビュー」
- より深い解析のためトップダウンのマイクロアーキテクチャー・メトリックを調査する前に、ソフトウェア・パフォーマンス解析における潜在的なボトルネックの概要を把握します。
- 現在、第 5 世代インテル® Xeon® プロセッサー (開発コード名 Emerald Rapids)、第 4 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー (開発コード名 Sapphire Rapids)、およびインテル® Xeon® プロセッサー・マックス・シリーズ (開発コード名 Sapphire Rapids HBM) がサポートされています。
アプリケーション・パフォーマンス・スナップショットのインテル® oneCCL
- インテル® oneCCL 呼び出しに費やされた時間を調べ、アプリケーション内で最もアクティブなインテル® oneCCL 通信タスクを特定することで、アプリケーション内の最適ではないインテル® oneCCL 通信に関する情報を得ることができます。
GPU と GPC-PC 解析のインテル® oneCCL
- 上位の CCL 関数を表示します。
新しいインテル® アーキテクチャーの .NET8 サポート
- .NET 8 と新しいインテル® アーキテクチャー開発コード名 Sierra Forest および Grand Ridge がサポートされました。
GPU サポート
- 特定のタイルの GPU HW メトリックを収集するファイナライズ時間が改善されました。
2024.1
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
USM コレクターのコンポーネント
- SYCL* アプリケーションで非効率なパフォーマンスを引き起こす、ホストと GPU 間の暗黙的な統合共有メモリーのデータ移動の理由を特定して理解できます。
- データ転送を GPU 上の計算タスクの実行と関連付けます。
- 現在、Linux* 上のインテル® データセンター GPU マックス・シリーズで実行される SYCL* アプリケーションがサポートされます。
.NET8 サポート
- .NET8 サポートが有効になりました。
OS サポート
- Ubuntu* 23.10
- FreeBSD* 14
インテル® VTune™ プロファイラー – プラットフォーム・プロファイラーの移行
- インテル® VTune™ プロファイラーのプラットフォーム・プロファイラー機能は、EMON コマンドライン・インターフェイスに移行されます。
- インテル® VTune™ プロファイラー 2024.0 以降では、プラットフォーム・プロファイラー機能を使用するには別途ダウンロードが必要となります。プラットフォーム・プロファイラー機能は、将来のリリースでは廃止される予定です。
インテルの解析ツールでの 32 ビット・サポートの廃止
-
インテルの解析ツールでは、バージョン 2024.2 で 32 ビット・サポートが廃止されます。
2024.0.1
概要
このパッチリリースでは、インテル® データセンター GPU マックス・シリーズが新たにサポートされています。
インテル® データセンター GPU Max 1100C
- 56 個の Xe コアと 48GB の HBM2E メモリーを搭載する 300 ワットのダブルワイド AIC カード。インテル® Xe リンクブリッジを介して複数のカードを接続できます。このカードは、中国への輸出に関する米国政府の輸出管理規制の要件を満たすように設計されています。
2024.0
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
アプリケーション・パフォーマンス・スナップショット
- Xe リンクを可視化して観察
Xe リンクを介した GPU 間の平均トラフィック帯域幅を示す 2 つの Xe リンク関連のメトリックが APS に追加されました。これは、ノードごと/GPU ごとの平均値を示します。デバイスに関連付けられた CLI メトリックレポートを介して値を取得することもできます。
ハードウェア・サポート
- サーバー向け第 5 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー (開発コード名 Emerald Rapids)
入出力解析のサポートを含む
プラットフォーム・ダイアグラム対応
OS サポート
- Fedora* 38 および 39
- Ubuntu* 23.04
- SUSE* Linux* Enterprise Server (SLES) 15 SP5
- Windows* 11 23H2
2023.2
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
GPU アクセラレーター
- プラットフォーム図でハードウェアの可視性が向上
プラットフォーム図でインテル® データセンター GPU マックスシリーズ (開発コード名: Ponte Vecchio) を解析できるようになりました。
アプリケーション・パフォーマンス・スナップショット
- アプリケーション・パフォーマンス・スナップショットを使用したスタック内の特定の GPU パフォーマンス利用率の解析
GPU ごとにオフロードタスクに費やされる時間、および実行ユニットがどのように利用されているかを把握できます。
言語サポート
- 新しい言語バージョンのサポート
このリリースでは、Windows* と Linux* のホットスポット解析で Python* 3.10.x をサポートしています。
純粋な .NET 7.0 アプリケーション、または .NET 呼び出しを含むネイティブ・アプリケーションのパフォーマンスを解析します。
インテル® VTune™ プロファイラーのプラットフォーム・プロファイラー
- インテル® VTune™ プロファイラー 2023.2 以降ではプラットフォーム・プロファイラーをスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ利用可能
プラットフォーム・プロファイラー解析は、インテル® VTune™ プロファイラーの GUI や CLI からは利用できなくなりました。スタンドアロン・アプリケーションを実行して、プラットフォームの動作データを収集できます。プラットフォーム・プロファイラーのコレクターで収集されたデータは、プラットフォーム・プロファイラー・サーバーで表示します。
ハードウェア・サポート
- プラットフォーム図でハードウェアの可視性が向上
DRAM 帯域幅とは別に、プラットフォーム図でインテル® Xeon® CPU マックス・シリーズ (開発コード名: Sapphire Rapids HBM) の平均 HBM 帯域幅が特定できるようになりました。
便利な機能
- カーネルの名前でフィルター処理が可能
これは、Gromacs や LAMPS など、多数のカーネル・コンポーネントを含むアプリケーションの解析に役立ちます。 - GPU アダプター名を短縮された GPU エイリアスに置き換え
- GPU アダプター名は、サマリー、グリッド、タイムラインのエイリアスに置き換えられます。
- [収集とプラットフォーム情報] セクションには、GPU アダプターの完全な名称、BDF、およびエイリアスが示されます。
- エイリアスは保持され、同じ GPU アダプターでは、マシン上で収集されるすべての結果に対し同じエイリアスを持ちます。
- エイリアスは次の形式です: GPU 0、GPU 1、GPU N
2023.1
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
GPU アクセラレーター
- Xe リンクカード間のトラフィック・プロファイルのサポート
スタック間のトラフィック、スループット、帯域幅のボトルネックなど、Xe リンク間のトラフィックを可視化します。GPU トポロジー図を使用して、CPU と GPU 間のトラフィックのインバランスを特定します
デバッグサポート
- 大きな PDB ファイルのサポート
バージョン 2023.1 以降、Windows* システムでは 4GB を超える PDB ファイルからデバッグ情報を解決できるようになりました。
OS サポート
- Windows* 10 22H2 と Windows* 11 22H2 をサポート
- インテル® VTune™ プロファイラー (macOS* 版) は非推奨となり、将来のリリースで廃止予定 – macOS* 上で結果を表示するそのほかのオプションを検討してください。
ハードウェア・サポート
- 新しいアーキテクチャーのサポート
インテル® VTune™ プロファイラーは、クライアントとサーバー・プラットフォームで以下の世代のプロセッサーをサポートしました。- インテル® Xeon® CPU マックス・シリーズ (開発コード名: Sapphire Rapids HBM)
- HBM から得られるパフォーマンスを特定します。各モード (HBM のみ、フラット、キャッシュ) でインテル® VTune™ プロファイラーを実行し、最高のパフォーマンスを得られるプロファイルを特定します。
- インテル® Xeon® CPU マックス・シリーズ (開発コード名: Sapphire Rapids HBM)
2023.0.0
概要
このバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーには、以下の改善と機能追加が含まれます。
GPU アクセラレーター
- GPU プロファイル結果のストール要因の情報
GPU 計算/メディア・ホットスポット解析で、インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (開発コード名: Ponte Vecchio) デバイスで実行されているアプリケーションをプロファイルすると、Xe ベクトルエンジン (XVE) (以前は実行ユニット (EU) と呼ばれていた) でのストールの原因を確認できるようになりました。この情報を使用して、最もビジーな計算タスクのストールの原因をさらに深く理解して解決します。詳細については、「Xe ベクトルエンジン (XVE) のストールを解析」を参照してください。 - 複数 GPU 向けのメトリックグループ
GPU 計算/メディア・ホットスポット解析を実行して、複数のインテル製 GPU で実行されるアプリケーションをプロファイルし、インテル® マイクロアーキテクチャーのファミリーごとにグループ化されたメトリック情報を表示できるようになりました。新しくなった統合ビューで、すべての GPU アーキテクチャー・ファミリーのメトリックを確認します。詳細については、「複数 GPU 結果の解析」を参照してください。 - 複数 GPU 向けメトリックのアップデート
HPC パフォーマンス特性ビューの [サマリー] タブにある GPU トリック情報が強化され、複数の GPU から収集されたデータを適切に表現できるようになりました。
アプリケーション・パフォーマンス・スナップショット
- 複数 GPU 向けメトリックのアップデート
アプリケーション・パフォーマンス・スナップショットの HTML レポートの GPU メトリック情報が強化され、複数の GPU から収集されたデータを適切に表現できるようになりました。
言語サポート
- 新しい言語バージョンのサポート
このリリースでは、Windows* と Linux* のホットスポット解析で Python* 3.9.0 をサポートしました。
プラットフォームのサポート
- レガシー・プロセッサーのサポート
インテル® VTune™ プロファイラーは、クライアントとサーバー・プラットフォームで以下に示す世代のプロセッサーをサポートしました。- サーバー向け CPU: インテル® Xeon® プロセッサー v3 ファミリー以降。
- クライアント向け CPU: 第 4 世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー以降。
インテル® VTune™ プロファイラー 2023 は、上記よりも古いプロセッサーをサポートしていません。古いプロセッサーのパフォーマンス解析を行うには、古いバージョンのインテル® VTune™ プロファイラーを使用してください。
ハードウェア・サポート
- 新しいアーキテクチャーのサポート
インテル® VTune™ プロファイラーは、クライアントとサーバー・プラットフォームで以下の世代のプロセッサーをサポートしました。- 第 4 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー (開発コード名: Sapphire Rapids)
- 第 13 世代インテル® Core™ プロセッサー (開発コード名: Raptor Lake)
- インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (開発コード名: Ponte Vecchio)
- 第 1 世代インテル® Arc™ ハイパフォーマンス・ディスクリート GPU (開発コード名: Alchemist)。以下がサポートされます。
- SYCL*、DirectX*、インテル® メディア SDK、OpenCL*、および OpenMP* オフロードを明示的にサポート。
- 複数 GPU システムのサポート。統合グラフィックスとディスクリート・グラフィックスを含む、すべてのインテル製 GPU デバイスのプロファイルが可能になりました。
- ソースレベルのカーネル・プロファイルを含む GPU オフロードおよび GPU ホットスポット解析のサポート。
既知の問題
インテル® VTune™ プロファイラー 2025.0 は GPU 基本ブロック・レイテンシーまたはメモリー・レイテンシーのソース解析を停止する可能性があります
インテル® VTune™ プロファイラーは、次のエラーにより GPU 基本ブロック・レイテンシーまたはメモリー・レイテンシーのソース解析を停止する場合があります。
GTPin: <Kernel Name> Not enough free registers while scratch-mapped registers (SREGs) are disabled.
(<カーネル名> スクラッチ・マップ・レジスター (SREG) が無効になっているため、空きレジスターが不足しています。)
これは、プロファイルされたアプリケーションのカーネルが GPU レジスターファイルを完全に使用し、インストルメントがレジスター容量を超えた場合に発生します。推奨される回避策は、ソース解析に EU ストール・サンプリングなど代替解析タイプを使用することです。
インテル® VTune™ プロファイラー 2025.0 は CrowdStrike により PIN 実行に失敗します (Windows* のみ)
この問題の回避策は次のとおりです。
- oneAPI インストール内の AE ツールがインストールされているフォルダーを除外します (例: “C:\Program Files (x86)\Intel\oneAPI\”)。
- ユーザーがプロファイル対象のアプリケーションを起動するフォルダーを除外します。
それでも問題が解決しない場合は、次の手順に従ってください。
- この問題が発生するシステムから CrowdStrike を削除します。
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.2 は、GPU オフロード解析で不正な「インスタンス数」を表示することがあります (VASP-31110)
これは、GPU 計算タスクのボトムアップ・ビューの「インスタンス数」の値にのみ影響します。GPU 計算/メディア・ホットスポットの「インスタンス数」は正確です。
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.1 は、アプリケーションの実行に libcrypt.so.1 のインストールを必要とします
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.1 では、インテル® CORE™ ULTRA プロセッサー・シリーズ 1 (開発コード名 METEOR LAKE) で「NPU EXPLORATION (PREVIEW)」を実行するのに、最新のテスト済み NPU ドライバーを使用することを推奨します
最新のテスト済み NPU ドライバーバージョン 32.0.100.2222 を搭載したインテル® Core™ Ultra プロセッサー・シリーズ 1 (開発コード名 Meteor Lake) で「NPU Exploration (preview)」を実行することをお勧めします。ただし、「タイムベース」収集モードでは DDR 帯域幅のメトリックが表示されないことがあります。
DDR 帯域幅メトリックが「タイムベース」収集モードで正しく機能する NPU ドライバーバージョンは 31.0.100.2055 までです。
NPU Exploration (preview) 分析タイプは、Windows* 11 バージョン 24H2 の Insider Preview をサポートしていません。
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.1 の [サマリー] タブに表示される Windows* バージョンが間違っていることがあります (VASP-20172)
インテル® VTune™ プロファイラーの [サマリー] タブのコレクションとプラットフォーム情報セクションに誤った Windows* バージョンが表示される場合があります。
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.0.0 には、すべての最新機能とセキュリティー・アップデートが含まれているわけではありません。追加機能とセキュリティー・アップデートを含むインテル® VTune™ プロファイラーの新バージョンは 2023年3月までにリリース予定であり、最新バージョンが利用可能になったら、新バージョンに更新する必要があります。
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.0 は Fedore* 上の glibc 2.37-13 と互換性がありません
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.0 以前に収集されたプラットフォーム・プロファイラーの結果は、プラットフォーム・プロファイラーがインテル® VTune™ プロファイラーのパッケージから分離されたため GUI で開くことができません
プラットフォーム・プロファイラーがインテル® VTune™ プロファイラー製品から分離されたため、以前にインテル® VTune™ プロファイラーのプラットフォーム・プロファイラー (VPP) で収集された結果は、GUI で開くことができなくなりました。
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.0 のモジュールファイルは、コンポーネントのルートパスを誤って「/」と判断します
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.0 に含まれるモジュールファイルは、コンポーネントのルートパスを誤って「/」と判断します。このファイルは以下に配置されます。
<install-dir>/vtune/2024.0/etc/modulefiles/vtune/2024.0
この問題の回避策は次のとおりです。
- 修正された tcl ファイルをダウンロードして、既存の 2024.0 ファイルを置き換えるには、ここ (英語) をクリックしてください。
- 「module load」を使用して環境変数を設定する代わりに、次を実行します。
$ source <install-dir>/vtune/latest/vtune-vars.sh
インテル® VTune™ プロファイラー 2024.0 HBM と TMA メトリックの制限 (DOC-11651)
HBM 依存メトリック (マイクロアーキテクチャー全般、メモリーアクセス、および HPC パフォーマンス特性) は、HBM キャッシュモードでのみ機能します。HBM のみモードおよび HBM フラットモードでは、メトリックの値が適切に表示されない場合があります。
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.2 では Linux* カーネルバージョン 5.17 以降を使用している Fedora* ディストリビューションでハードウェア・ベースのサンプリング収集を行うとカーネルパニックが発生します (VASP-29437)
一部のハードウェア・ベースの解析タイプ、特にメモリーアクセスとマイクロアーキテクチャー全般では、Linux* カーネルバージョン 5.17 以降を実行している Fedora* ディストリビューションのシステムで、インテル® VTune™ プロファイラーによってカーネルパニックが発生する可能性があります。これは今後のリリースで修正されます。
この問題を回避するには、次のコマンドを実行してインテル® VTune™ プロファイラーの sep ドライバーをアンロードします。
$ sudo <VTune install dir>\latest\sepdk\src\rmmod-sep
これにより、インテル® VTune™ プロファイラーは問題のあるドライバーを使用できなくなるため、代わりに Linux* Perf が使用されるようになります。
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.2 の GPU 解析は、インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (開発コード名 PONTE VECCHIO) で失敗する可能性があります
最近の GPU ソフトウェア・スタック (agama-ci-devel-679 以降) では、一部のインテル® VTune™ プロファイラー 2023.2 GPU 解析がインテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (PVC) で失敗することがあります。次の解析タイプが影響を受けます:「計算基本」モードでの GPU オフロード解析と GPU 計算/メディア・ホットスポット解析。
解析に対応するコマンドライン:
vtune -collect gpu-offload
(デフォルトモード)
vtune -collect gpu-hotspots -knob characterization-mode=global-local-accesses
(非デフォルトモード)
表示されるエラーメッセージは次のようになります。
vtune: 警告: GPU イベントの収集を開始できません
vtune: 収集に失敗しました
vtune: 内部エラー
この失敗を回避するには、ユーザーはインテル® VTune™ プロファイラーの構成スクリプト (<VTUNE_INSTALL_DIR>/config/analysis_type/include/gpu_metric_sets.xsl) の行 #38 と #39 を削除するかコメントアウトする必要があります。
<item>HOST_TO_GPUMEM_BYTE_READ</item>
<item>HOST_TO_GPUMEM_BYTE_WRITE</item>
ターゲットマシン上で実行されている場合は、元のスクリプトを同じディレクトリーに保存し、インテル® VTune™ プロファイラー GUI を再起動することを推奨します。
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.2 のプラットフォーム・プロファイラーは、第 12 世代インテル® Core™ プロセッサー (開発コード名 ALDER LAKE および RAPTOR LAKE) をサポートしていません (VASP-29214)
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.2 が第 8 世代インテル® Core™ プロセッサー (開発コード名 COFFEE LAKE) で収集したプラットフォーム・プロファイラー・データをインポートすると、プラットフォーム・プロファイラー・サーバーで失敗します (VASP-29198)
これは、2023.2 の既知の問題であり今後のリリースで解決される予定です。
- 有効な結果データをプラットフォーム・プロファイラー・サーバー (Linux* と Windows* 11 の両方) にインポートすると、明確なエラーメッセージが表示されることなく失敗します。
- サーバーログには次のメッセージが含まれます: データセットのロードに失敗しました。データセットには、emon_results_metrics ファイルと数式ファイルがありません。
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.2 の EMON データがハイブリッド・プラットフォームに適切にロードされません (DOC-11343)
これは、2023.2 の既知の問題であり今後のリリースで解決される予定です。
- インテル® VTune™ プロファイラー は、イベントが両方のコアタイプに適用されないハイブリッド・システムから EMON データを適切にロードしません。
- この問題は現在 Windows* でのみ発生しており、Linux* では再現されていません。
- サマリーモードのパフォーマンス・スナップショットおよびマイクロアーキテクチャー全般解析タイプが影響を受けます。
回避策として、コマンドラインで次のオプションを使用して収集を実行します。
--run-pass-through=--aggregated-counting
例えば、matrix サンプルでパフォーマンス・スナップショット解析を実行するには、次のコマンドを使用します。
> vtune -collect performance-snapshot --run-pass-through=-aggregated-counting -- matrix.exe
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.2 の最大 DRAM 帯域幅の推定値が、HBM 搭載プラットフォームで正しく計算されない可能性があります (VASP-29158)
- フラットモードの HBM を備えたプラットフォームでは、最大 DRAM 帯域幅の推定値が正しくありません。
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.1 のユーザー・サンプリング・モードは、glibc 2.35 とリンクされたアプリケーションで失敗します (VASP-28157)
これは、2023.1 の既知の問題であり今後のリリースで解決される予定です。
- アプリケーションが Ubuntu* 22.04 上の glibc 2.35 にリンクされている場合、ホットスポットとスレッドのユーザーモード・サンプリングとメモリーアクセス/消費、および sep サンプリングによる 入出力解析タイプは失敗します。
- Perf と VTSS を使用するすべてのケースでは、このアプリケーションは成功します。
- 入出力、メモリーアクセス、メモリー消費以外では、SEP を使用するすべてのケースでも成功します。
インテル® VTune™ プロファイラー 2023.1 のハードウェア・イベントベース・サンプリングが失敗します *パッチが利用可能です* (VASP-28956)
これは、2023.1 アップデートに同梱されている SEP ドライバーの既知の問題であり、今後のリリースで修正される予定です。この問題は SLES15* SP4 で報告されましたが、他の Linux* ディストリビューションでも発生する可能性があります。修正を含むスタンドアロンの SEP パッチは、https://www.intel.com/content/www/us/en/developer/articles/code-sample/vtune-profiler-sampling-driver-downloads.html (英語) から入手できます。
特定のワークロードでは、3 回目または 4 回目の実行後に問題が発生し、一部のシステムでは 1 回目または 2 回目の実行時に問題が発生します。つまり、再現性は一定ではありません。
失敗するごとに、次のいずれかの動作がランダムに観察されます。
- システムが応答しなくなり再起動します。
- 実行と実行の間にシステムがハングアップします。
- 収集の途中でワークロードを中止し、インテル® VTune™ プロファイラーを終了します。
一般的な制限事項
実行時間は次の命令に関連付けられます (VASP-3854)
多くの時間を消費しているターゲットの実行領域のデータを収集するため、インテル® VTune™ プロファイラーはターゲットスレッドの実行に割り込みをかけ、消費された時間をコンテキスト IP アドレスに関連付けます。
この収集メカニズムでは、実際に多くの時間を消費した命令ではなく、その後の命令の IP アドレスがキャプチャーされます。そのため、アセンブリー・ビューで、実行時間が実際の命令ではなく、次の命令 (場合によって原因後の命令) のものとして表示されます。まれに、ソースに実行時間が正しく関連付けられず、実際にホットなソース行の後に誤って時間が表示されることがあります。
インラインモードがオンで、ホットスポットにインライン展開された複数の小さな関数が含まれる場合、次の命令は別の関数のインライン展開されたコードであるため、実行時間が間違った関数に関連付けられてしまいます。
収集中に CTRL + C を押すと、FreeBSD* 11/12 でインテル® VTune™ プロファイラーがクラッシュします (VASP-17676)
FreeBSD* で CTRL + C を押して収集を終了すると、次のインテル® VTune™ プロファイラーのハードウェア・イベントベース・サンプリングの収集に失敗して、エラーが表示されます。
「PMU リソースは他のプロファイル・ツールやプロセスで使用されています: 別の PMU 収集セッションが実行中です。」
収集を停止するには、-command stop
を使用します。
開発コード名 SKYLAKE-X システム上の CORE_0 の収集データが欠落します (VASP-11480)
SMT モードが有効にされた開発コード名 Skylake-X システムでは、インテル® VTune™ プロファイラーのハードウェア・サンプリング解析は、システムで利用可能な論理 CPU よりも少ない論理 CPU データを収集することがあります。この問題は、インテル® Core™ i9-7900X CPU (10 コア 20 スレッド) を搭載する Asus* PRIME X299-DELUXE マザーボードで再現できます。
回避方法として、マザーボードの BIOS ファームウェアを 0802 以降に更新します。
大量のメモリーを割り当てるアプリケーションは、インテル® VTune™ プロファイラーでは動作しない可能性があります
32 ビット・アプリケーションがヒープで (2GB に近い) 大量のメモリーチャンクを割り当てると、単独では動作しても、インテル® VTune™ プロファイラーでは起動に失敗することがあります。これは、インテル® VTune™ プロファイラーがアプリケーションをプロファイルする際に追加のメモリーが必要になるためです。問題を回避するには、ラージアドレス空間を使用します。例えば、プロジェクトを 64 ビットに移行します。
システムでディープスリープ状態が有効になっている場合、ハードウェア・イベントベースの解析により、特定のインテル® Core™ i7 プロセッサー・ベースのシステムがクラッシュする可能性があります
C ステートが有効になっている一部のインテル® Core™ i7 プロセッサー・ベース (開発コード名 Nehalem) システムでは、既知のハードウェアの問題により、サンプリングによってシステムがハングする可能性があります。
この問題を回避するには、インテル® Core™ i7 プロセッサー・ベースのシステム上で、インテル® VTune™ プロファイラーのサンプリングを行う前に、「Cn(ACPI Cn) report to OS」BIOS オプションを無効にしてください。
命令セットの参照ドキュメントにある適切な命令の説明が表示されないことがあります
アセンブリー命令のリファレンス情報は、任意の PDF ビューアーで表示することができますが、ドキュメント内の適切なページを表示するには、Adobe* Acrobat Reader* が必要です。適切なページを表示するには、最新バージョンの Adobe* Acrobat Reader* をインストールします。
インテル® VTune™ プロファイラーはデバッガーで起動されたアプリケーションのプロファイルをサポートしていません
ホットスポット、スレッド化、オブジェクト追跡によるメモリーアクセス、および入出力解析タイプは、デバッガーで起動されたアプリケーションを解析すると誤った結果をもたらします。インテル® VTune™ プロファイラーはプロファイルするアプリケーションにデバッガーがアタッチされているかどうか検出しません。インテル® VTune™ プロファイラーでプロファイルするアプリケーションにデバッグツールがアタッチされていないことを確認してください。
IBM* J9* JVM が使用されている場合、Java* コードには 1 つのスタックフレームのみが表示されます (VASP-3535)
現在、IBM* J9* JVM は Java* スタックのアンワインドをサポートしていません。
TerminateProcess() で終了したプロセスの結果は収集されません
プロファイルされたプロセスが TerminateProcess() を呼び出す別のプロセスによって終了された場合、プロファイル結果は表示されません。別の方法で処理を終了します。
インテル® コンパイラー 13.0 以前のバージョンでは、-ipo (Linux*) と /Qipo (Windows*) オプションを使用しないでください (VASP-3534)
インテル® コンパイラー 13.0 以前のバージョンでは、-inline-debug-info (Linux*)、/debug:inline-debug-info (Windows*) を使用してインライン展開された関数のパフォーマンス・データを取得します。/Qipo オプションは使用しないでください。現在、このコンパイラー・オプションを指定すると、インラインデバッグ情報の生成が無効になります。Microsoft* Visual Studio* IDE に統合されたインテル® コンパイラーでは、リリース構成で (デフォルトで) -ipo、/Qipo を使用することに注意してください。
Oracle JDK* 6U25 X64 では JAVA* ソースラインが正しく表示されない場合があります
インテル® VTune™ プロファイラーの結果から Java* ソースコードをドリルダウンすると、誤ったソース行が表示されることがあります。この問題は、Oracle JDK* 6u25 x64 でビルドされた Java* アプリケーションで発生します。これは JDK* の問題です。Oracle バグ・データベースの JDK-7051767 と JDK-7047624 を参照してください。
結果がリモート・ネットワーク・ディレクトリーにある場合、結果のファイナライズが遅くなることがあります (VASP-995)
この問題はネットワーク・アクセスが遅い場合に発生します。パフォーマンスを向上するには、結果をローカル・ディレクトリーに格納してください。
コールスタックは戻り値のない関数ではアンワインドできません (VASP-3350)
解析したアプリケーションに ret 命令がない関数が含まれている場合 (例えば、exit() 呼び出しなど)、呼び出し元とそれ以降のコールスタックのアンワインドに失敗することがあります (スタックフレームが表示されない)。
インテル® VTune™ プロファイラーをプロセスにアタッチすると時間がかかる場合があります (VASP-2289)
データ収集が開始される前にターゲット・アプリケーションの実行が終了することがあります。この場合、インテル® VTune™ プロファイラーはエラーを表示します。必要に応じて、テスト・アプリケーションの持続期間を延長します。
コマンドライン・オプション vtune -command status
は、ユーザーモード・サンプリングとトレースベースの解析タイプでのみサポートされます。EBS 解析タイプではサポートされません。
ハードウェア・イベントベース解析により、インテル® マイクロアーキテクチャー開発コード名 Sandy Bridge ベースのプロセッサーで予期しないシステム動作が発生する場合があります
インテル® マイクロアーキテクチャー開発コード名 Sandy Bridge ベースのプロセッサーでは、ハードウェア・イベントベース・サンプリングによって、既知のハードウェアの問題により予期しないシステム動作が発生する可能性があります (エラッタ BK105 を参照)。この問題を回避するには、エラッタに対応した BIOS が提供されない限り、これらのシステムでマイクロアーキテクチャー全般解析 (以前の全般解析) やプリサイスイベントを含むカスタム・ハードウェア・イベントベース解析を実行しないでください。
インテル® VTune™ プロファイラーは、インテル® Xeon® プロセッサー E5-XXXX で使用するタイマーソースを誤って検出する場合があります
ユーザーモード・サンプリングとトレースベース解析 (ホットスポット、スレッド化) で、コマンドラインまたはデバッグウィンドウに次のメッセージが表示されることがあります。
警告: データファイル `<path>\data.0\18385-18389.0.trace’ をロードできません (SampleCallback: タイムスタンプをソートできません!)。
この問題の解決策として、-run-pass-thru
オプションを使用してコマンドラインから結果を収集します。
vtune -collect hotspots -run-pass-thru=-timestamp=sys -- <application>
ハードウェア・イベントベース解析は、128 を超えるイベントが同時に収集されると機能しません (VASP-1992)
解決するには、解析設定で PMU イベントの数を減らします。
ITT API タスクまたはフレームは、コレクターが非アクティブなときに終了すると結果に表示されません (VASP-3354)
収集が一時停止された後、またはデタッチもしくは停止コマンドが発行された後に ITT タスクやフレームの終了通知が発生した場合、フレームまたはタスクは結果に表示されません。
アプリケーションをインテル® VTune™ プロファイラーで実行するとスタック・オーバーフロー例外が発生する場合があります (DOC-200)
スレッドスタックで大量のメモリーチャンクを割り当てるアプリケーションは、単独で実行すると問題が発生しないのに、インテル® VTune™ プロファイラーで実行するとスタック・オーバーフロー例外が発生して実行に失敗することがあります。これは、インテル® VTune™ プロファイラーではアプリケーションのスレッドスタックにプロファイル用の追加領域が必要になるためです。この問題を回避するには、より大きなスレッド・スタック・スペースを使用することを検討してください。
インテル® VTune™ プロファイラーはカーネルにドライバーをロードできません
ほとんどの Android* カーネルは署名されたドライバーのみを許可します。カーネルのビルド後にビルドされたドライバー (sep3_10.ko、pax.ko、vtsspp.ko、SOCWATCH1_3.ko または apwr3_1.ko) のインストールを試みると、署名が見つからないことを意味するエラーメッセージが表示されます。この問題を回避するには、Android* (boot.bin) の構築時に作成された正式の署名キーを使用してドライバーをビルドする必要があります。カーネルに統合されたドライバーを使用します。
プラットフォーム・プロファイラー・サーバーを起動するとサーバー資格情報エラーが発生します:「データベース・サーバーの資格情報が無効または破損しています」(DXET-1990)
これは、プラットフォーム・プロファイラー・サーバーは、データベースの認証情報が変更されたため、データベースのバックエンドに接続できなくなったことを意味します。
この問題の回避策を以下に示します。
- プラットフォーム・プロファイラーのデータが保存されているディレクトリーの読み取り/書き込みアクセス権があることを確認します。
- プラットフォーム・プロファイラー・サーバーが起動していないことを確認します。
- ターミナル (Linux*) またはコマンドプロンプト (Windows*) を開いて、次のコマンドを実行します。
$ <vtune install dir>/vpp/server/vpp-server reset-db-credentials
- プラットフォーム・プロファイラー・サーバーを開始します。
以前のバージョンのプラットフォーム・プロファイラーで収集されたデータは、インテル® VTune™ プロファイラー 2020 にアップグレードすると利用できなくなります (DXET-2014)
プラットフォーム・プロファイラー 2020 では、ユーザーがデータストレージの場所を選択できるようになりました。以前のバージョンでは、次の場所にデータが保存されていました。
- Linux*:
/opt/intel/vtune-Profiler-platform-profiler/vpp-data
- Windows*:
C:\ProgramData\Intel\VTune Profiler Platform Profiler\data
以前のバージョンのプラットフォーム・プロファイラーで収集されたデータを表示するには、次のコマンドを使用します。
- Linux*:
--data-dir
オプションを使用してプラットフォーム・プロファイラー・サーバーを起動します。
<vtune install dir>/vpp/server/vpp-server start --data-dir /opt/intel/vtune-Profiler-platform-profiler/vpp-data/
- Windows*: プラットフォーム・プロファイラー・サーバーの起動ダイアログで [Browse Directory] ボタンをクリックします。C:\ProgramData\Intel\VTune Profiler Platform Profiler\data を選択し、[Start] をクリックしてサーバーを起動します。
プラットフォーム・プロファイラーは、Google Chrome* バージョン 80 以降では結果をアップロードしたり、結果のディレクトリーやファイルを表示したりできません (DXET-2045)
Google Chrome* バージョン 80 以降では、プラットフォーム・プロファイラーが収集した結果を開いたり、新しい結果ファイルをアップロードすることができません。プラットフォーム・プロファイラーのホームページで [Vire Results (結果の表示)] をクリックすると、空ページが表示されます。
この問題の回避策を以下に示します。
- Google Chrome* で次の操作を行います。
- [New Results] ページへ移動します。
- F12 を押して Chrome* Devtools を開きます。
- ツールバーの [refresh] ボタンをクリックしたまま保持します。
- メニューから [Empty Cache and Hard Reload] を選択します。
- Mozilla Firefox* や Microsoft Edge* を利用することもできます。プラットフォーム・プロファイラーは、Mozilla Firefox* や Microsoft Edge* でも完全な機能を使用できます。ただし、トポロジー・ダイアグラムが完全に描画されないなど、操作性の問題が生じる場合があります。
データ収集結果をプラットフォーム・プロファイラー・サーバーへアップロードする際のサイズ制限 (DXET-1200)
プラットフォーム・プロファイラー・サーバーは現在、最大 1GB までのデータ結果収集 (圧縮後) をサポートしています。
個々のスレッドの CPU 時間が 100% を超えて表示される (VASP-21841)
Windows* と Linux* の両方でサンプリング・ドライバーを使用して収集したデータは、タイムラインのスレッドに 100% を超える CPU 時間が表示されることがあります。これは、論理 CPU 間でのスレッドの移行に起因します。
解決策として、Windows* と Linux* でスタック付きのハードウェア・サンプリングに切り替えるか、Linux* ではドライバーを使用しないプロセス単位のサンプリングを使用します。
Python* コードをプロファイルする際の制限事項: Python* 3.6 以降のバージョンで、「プロセスにアタッチ」モードでデータを収集すると、インテル® VTune™ プロファイラーのソースビューに Python* のユーザーコードが表示されないことがあります
この問題は Python* 3.6 以降で発生します。
インテル® VTune™ プロファイラー 2021 パッケージの APS ツールがアプリケーションの引数を正しく指定できないことがあります
アプリケーション・パフォーマンス・スナップショット (APS) ツールで、データ収集の開始時にアプリケーションへの引数が失われる問題が発生することがあります。
この問題は次のバージョンで発生する可能性があります: インテル® VTune™ プロファイラー 2020 Update 3、インテル® VTune™ プロファイラー 2021 ベータ Update 10、およびインテル® VTune™ プロファイラー 2021。
アプリケーションのコマンドラインと引数を格納する小さなスクリプトを作成し、APS ツールからそのスクリプトを起動することでこの問題を回避できます。
インテル® VTune™ プロファイラーの GPU オフロードまたは GPU 計算/メディア・ホットスポット解析が、Android* ターゲットデバイスでのデータ収集に失敗する場合があります (VASP-22213)
ターゲットの Android* デバイスの GPU オフロード、または GPU 計算/メディア・ホットスポット解析タイプでは、[GPU プログラミング API をトレース] オプションを無効にする必要があります。そうしないと、収集で次のエラーが発生します: 「不明なオプション: –gpu-kernels-to-profile=*#1#1#4294967295」。コマンドライン・インターフェイスでは、次のように collect-programming-api
ノブを使用してこのオプションを無効にします。
vtune -collect gpu-offload -knob collect-programming-api=false …
ITT API インスタンスを多数作成すると、_itt_report_error() が発生したり、ITT API データの欠落が発生する可能性があります
この問題を解決するには、オープンソース・リポジトリーから最新の ITT API を使用することを検討してください。
Windows* 固有の制限事項
Microsoft Defender ウイルス対策による HW サンプリング・コレクションの競合 (DOC-10966)
Microsoft Defender ウイルス対策が有効になっている場合、ウイルス検出に PMU カウンターが使用されるため、ハードウェア・サンプリング・ベースの収集 (ホットスポット、マイクロアーキテクチャー全般、メモリーアクセスなど) は正しく機能しません。ドライバーをロードするには、ユーザーは Microsoft Defender も無効にする必要があります。
Microsoft Defender リアルタイム・ウイルス対策を無効にする手順:
- 「Windows セキュリティ」を検索し、クリックしてアプリを開きます。
- [ウイルスと脅威の防止] をクリックします。
- セクションの下にある [Microsoft Defender ウイルス対策のオプション] をクリックします。
- [定期的なスキャン] トグルスイッチをオフにして、Microsoft Defender ウイルス対策を無効にします。
セキュリティー上のリスクがあるため、ユーザーは自身の判断で Microsoft Defender を無効にする必要があります。
インテル® VTune™ プロファイラー 2020 Update 1 では、システムの起動後に新しい結果を開くと空のウィンドウが表示されます (VASP-19132)
インテル® VTune™ プロファイラー 2020 Update1 の GUI から結果を開き、システムを一度スリープさせてからログインし直します。インテル® VTune™ プロファイラーの GUI で新しい結果を開くと、空のウィンドウが表示されます。この場合、インテル® VTune™ プロファイラーの GUI を再起動します。
JIT WRITER API は Windows* 上で長すぎるファイル名を処理できません (VASP-484)
この問題は、JIT トレースファイルのファイル名が 260 文字を超えると発生します。結果ディレクトリーに 260 文字を超えるファイル名がある場合、インテル® VTune™ プロファイラーは正しい結果を生成できません。
スレッド・スタック・サイズの制限 (VASP-1808)
インテル® VTune™ プロファイラー は、次のメッセージでクラッシュする可能性があります。
エラー: サンプリング・スレッドの生成に失敗しました。このコマンドを処理する十分なディスクスペースがありません。
この問題は、予約/コミットするスレッドのスタックサイズ (link.exe の /STACK:reserve[,commit] コマンドライン・オプション) に大きな値を指定してアプリケーションをプロファイルしたときに発生します。推奨される回避策は、予約/コミットするスレッドのスタックサイズを減らしてターゲットをプロファイルします。
32 ビット仮想マシンで実行する場合のタイミング結果が正しくありません
タイム・スタンプ・カウンターの仮想化に問題がある仮想マシンでインテル® VTune™ プロファイラーを実行すると、正しいタイミングデータの収集に失敗することがあります。この場合、インテル® VTune™ プロファイラーは警告メッセージを表示します。
警告: データファイル ‘<path_to_a_trace_file>.trace’ をロードできません (syncAcquiredHandler: タイムスタンプをソートできません!)
アンインストールの制限事項: デタッチ後、PIN.EXE が起動したままになります
一度ターゲットにアタッチすると、ターゲットで実行が完了するまでインテル® VTune™ プロファイラーをアンインストールすることはできません。原因は、ターゲットからデタッチした後も pin.exe が動作し続け、プロファイルしたアプリケーション/プロセスの実行が完了した後にのみ終了するためです。
同じアプリケーションに 2 回目に接続するとエラーが出力され、直ちに終了します
インテル® VTune™ プロファイラーでは、前の解析が進行している間に、次の解析を開始することができます。ただし、2 回目の解析データは保存されません。
結果ビューに表示される .NET* モジュール名が切り捨てられる場合があります (VASP-3772)
.NET アプリケーションで収集された結果を表示すると、.NET モジュール名が切り捨てられることがあります。.NET アプリケーションをインストール後、インテル® VTune™ プロファイラーがプロファイルを開始する前に、システムが再起動されていることを確認してください。
リフレクション API を介して動的にロードされた .NET モジュールは、「不明」なホットスポットとして表示されます (VASP-1945)
ターゲット・アプリケーションで (例えば、Assembly.LoadFrom でロードされた) ダイナミック .NET モジュールが使用されている場合、そのモジュールはホットスポット・リストで [不明] な関数およびモジュールとして表示されます。
「システム」ユーザーによって起動されたプロセスへの管理者としてのアタッチが失敗します (VASP-476)
https://learn.microsoft.com/en-us/sysinternals/downloads/psexec (英語) ユーティリティーを使用して、<product_install_dir>/bin64
にある vtune.exe を使用して、コマンドラインからシステムサービス (w3wp.exe ベースのコードなど) をプロファイルできます。以下を行います。
- ログインで使用する権限で実行するように w3wp サービスを設定します。IIS マネージャーを開き、使用するアプリケーション・プールを右クリックして、[プロセスモデル] の [ID] を w3wp を実行する必要のあるアカウントに設定します。
- w3wp サービスを実行し、適切な資格情報を使用して実行し、PID を覚えておいてください。
- データ収集を開始します。
psexec -i 0 /path/to/vtune.exe -c=hotspots -r /path/for/your/data_dir --target-pid=PID
- ワークロードを実行します。
- データ収集を停止します。
psexec -i 0 /path/to/vtune.exe -command detach -r /path/for/your/data_dir
- GUI から
/path/for/your/data_dir
を開きます。
<product_install_dir>/bin64/vtune-gui /path/to/your/data_dir
Windows* ストア・アプリケーションの限定サポート (VASP-531)
インテル® VTune™ プロファイラーは、Windows* ストア・アプリケーションへのアタッチをサポートしていますが、起動はサポートしていません。ハードウェア・イベントベースの解析タイプのみがサポートされます。
Verdasys Digital Guardian* ソフトウェアがインストールされたマシンでインテル® VTune™ プロファイラーの解析に失敗します (VASP-2701)
Verdasys Digital Guardian* ソフトウェアがインストールされているマシンでは、GUI からユーザーモード・サンプリングとトレースベースの解析タイプ (ホットスポット、スレッド化) を実行できません。ただし、コマンドラインから収集を実行できます。
スタック付きの EBS 収集は、GUI または CLI から開始できます。
“Symantec Endpoint Protection のアプリケーションとデバイスの制御” ソフトウェアがインストールされている場合、解析中に対象アプリケーションがクラッシュする可能性があります (VASP-2286)
この問題は、ユーザーモード・サンプリングとトレースベース解析タイプ (ホットスポット、スレッド化) で発生します。
問題を解決する方法:
- ユーザーモード・サンプリングとトレースベース解析が必要な場合、「Symantec Endpoint Protection のアプリケーションとデバイスの制御」ソフトウェアの監視アプリケーションのリストから解析するアプリケーションを除外します。
- ハードウェア・イベントベース・サンプングのスタックを収集オプションをオンにした状態で、ホットスポット解析を行います。
ドキュメントは Windows Server* 2012 上の Microsoft Internet Explorer* 10 では開けません (DOC-204)
この問題を解決するには、Microsoft Internet Explorer* 10 のセキュリティー設定を変更します。[ツール] > [インターネット オプション] > [セキュリティ] を選択して、信頼済みサイトのリストに about:internet
を追加します。
プロセスが START コマンドを使用してスクリプトから実行される場合、子プロセス分析は EBS 分析タイプでは機能しません (DOC-231)
プロセスを start
コマンドを使用してバッチから開始した場合、オリジナルのコマンド・インタープリターは親プロセスになりません。そのため、新しいプロセスは子として識別されずプロファイルされません。これは、すべてのハードウェア・イベントベースの解析に当てはまります。
考えられる回避策:
- 代わりにユーザーモード・サンプリングとトレースベースの解析タイプを使用します。
- バッチファイルで
start
コマンドの代わりにcall
コマンドを使用します。 - [プロセスにアタッチ] 収集モードを使用してプロセスに直接接続します。
結果には 14 文字で切り捨てられたプロセス名が含まれる場合があります (VASP-2702)
インテル® VTune™ プロファイラーは、スタック付きの EBS 解析で収集した結果のプロセス名を 14 文字で切り捨てます。例えば、結果には find_hotspots.exe が含まれているはずですが、find_hotspots のみが含まれています。これはオペレーティング・システムの制限です。
Windows* 7 および Windows Server* 2008 R2 で SEPDRV および VTSS ドライバーのインストール中に「署名されていないドライバー」という警告が表示されることがあります (VASP-234)
インテル® VTune™ プロファイラーのハードウェア・イベントベース・サンプリング・ドライバー (sepdrv.sys と vtss.sys) には、Windows* 10 の要件に準拠するため SHA-2 認証キーによるデジタル署名が付加されています。
Windows* 7 と Windows* Server 2008 R2 オペレーティング・システムでドライバーをインストールするには、 Microsoft* セキュリティー・アップデート 2033929 (https://learn.microsoft.com/ja-jp/security-updates/SecurityAdvisories/2015/3033929?redirectedfrom=MSDN) を適用して、SHA-2 コード認証サポートを有効にする必要があります。
プラットフォーム・プロファイラーを起動するとエラーが発生します:「サーバーは予期しない場所から起動されました」(DXET-2063)
プラットフォーム・プロファイラー・サーバーを起動すると、サーバーの起動に失敗し、次のようなエラーが報告されることがあります。
「サーバーが予期しない場所から起動されました。このサーバーのインスタンスを停止して、サーバーを再起動してください。」。
このエラーは、これ以前に Windows* コマンドプロンプトから vpp-server start
コマンドを使用してサーバーを起動していた時に発生する可能性があります。
この問題の回避策を以下に示します。
- 関連するプロセスを停止します。
influx
<vtune install dir>/vpp/server/dist/3rdparty/vpp-python/python.exe
- プラットフォーム・プロファイラー・サーバーを再起動します。
インテル® VTune™ プロファイラーの GUI からプラットフォーム・プロファイラー・サーバーを起動しても、このエラーは発生しません。
Windows バイナリーが /OPT:ICF リンカー オプションを使用してビルドされている場合、ファイナライズに時間がかかる場合があります (VASP-21607)
/OPT:ICF オプションを使用してビルドした大きなバイナリー (数百 MB) のデバッグ情報には、重複するシンボルが大量に含まれていることがあります。これは次の 2 つの問題を引き起こします。
- インテル® VTune プロファイラーの結果のファイナライズに時間を要します (インテル® VTune プロファイラーは、このような構造のシンボルを処理するように最適化されていません)。
- デバッグ情報の特定のシンボルが同じアドレス範囲にあるため区別がつきません。
この問題を回避するには、リンカーオプションから /OPT:ICF を削除します。
インテル® VTune™ プロファイラー 2021 のツールバーは、Microsoft* Visual Studio 2019 IDE ではデフォルトで非表示になっています (VASP-22133)
インテル® VTune™ プロファイラーのツールバーを有効にするには、Visual Studio* のツールバーを右クリックして、[Intel VTune Profiler] をチェックします。インテル® VTune™ プロファイラーのツールバーが表示されるようになりますが、IDE を起動するたびに拡張ツールバーを有効にする必要があります。
インテル® VTune™ プロファイラーは、メニューの [ツール] > [Intel VTune Profiler] またはプロジェクトのコンテキスト・メニューから起動することもできます。
インテル® VTune™ プロファイラー 2021 は、PSEXEC、SSH、POWERSHELL ユーティリティーを使用したリモート収集を Windows* プラットフォームでサポートしていません (VASP-22269)
代替方法として、Windows* のリモート・デスクトップ・セッションを使用して、ローカルマシンと同様にプロファイルを行います。
アプリケーションが /DEBUG:FASTLINK オプションでコンパイルされていると、インテル® VTune™ プロファイラーはデバッグ情報を解決できません (VASP-3093)
/DEBUG:FASTLINK オプションで作成された .PDB ファイルの処理中に、インテル® VTune™ プロファイラーがハングすることがあります
この問題を解決するには、代わりに /DEBUG:FULL オプションを使用してください。詳細については、https://learn.microsoft.com/ja-jp/cpp/build/reference/debug-generate-debug-info?view=msvc-170 参照してください
インテル® VTune™ プロファイラーは、ボックス・ドライブ・フォルダー (例えば、C:\user\<ユーザー名>\WIndows* のボックス) に作成されたプロジェクトや保存されている結果を設定するとエラーを報告します (VASP-22392)
ボックスドライブの問題に関する議論は、https://support.box.com/hc/en-us/community/posts/1500001146222-Directory-to-Box-drive-is-an-empty-symlink- (英語) を参照してください。
この問題を解決するには、プロジェクトと結果ファイルをローカルフォルダーやほかの共有ドライブに保存します。
デバッグ情報を保持するオプションでコンパイルされた DPC++ アプリケーションは、CPU で実行中に大幅に遅くなる可能性があります
この問題を回避するには、アプリケーションを起動する前、またはインテル® VTune™ プロファイラーでプロファイルを開始する前に、環境変数 CL_CONFIG_CPU_NO_DBG_CBK=1 を設定します。
インテル® VTune™ プロファイラーは Windows* 上のインライン関数のデバッグ情報をサポートしていません (VASP-24541)
インテル® VTune™ プロファイラーは、PDB ファイルに含まれるインライン関数のデバッグ情報を読み取ることができません。そのため、Windows* システムでアプリケーションのプロファイルを行うと、インライン関数のソース行情報が表示されないことがあります。
この問題を回避するには、インテル® VTune™ プロファイラーでプロファイルを開始する前に、CL_CONFIG_USE_NATIVE_DEBUGGER 環境変数を 0 に設定します (CL_CONFIG_USE_NATIVE_DEBUGGER=0)。
Linux* 固有の制限事項
インテル® VTune™ プロファイラーのドライバー収集モードの間接分岐追跡 (IBT) を無効にすることのリスク (DOC-10643)
間接分岐追跡ハードウェア機能がハードウェアと Linux* システムでサポートされ、有効になっている場合、インテル® VTune™ プロファイラーのドライバー収集モードでは、ドライバーのロード中にこの機能が一時的に無効になります。ドライバーがロードされた後のパフォーマンス・プロファイル中に予想されるセキュリティーへの影響はありません。
FreeBSD-12.2 および FreeBSD-12.2-p14 を使用した一部の FreeBSD* サーバー構成で SEP 5.38 によるコアダンプが発生 (SEP-5505)
この問題は、sep ドライバーのインストールに失敗したことで発生した可能性があります。
kldload sep pax
が失敗した場合は、kldload sep/sep.ko pax/pax.ko
で再試行してください。
vtune-vars.sh
が 64 ビット・システムで 32 ビット・パス名を使用するように PATH と LD_LIBRARY_PATH を設定している場合は、uname -m
を実行して、出力が amd64
であれば、x86_64
と amd64
の uname -m
出力を比較するように vtune-vars.sh
を変更して、vtune-vars.sh
スクリプトを再実行します。
一部の機能はルート権限でインストールする必要があります
ほとんどのインテル® VTune™ プロファイラーのプロファイル機能は、非ルート権限のインストールでも動作します。また、多くの機能は、インテル製プロセッサーまたは互換プロセッサーで動作します。
イベントベース・サンプリングを使用する一部の高度な解析では、最新の OS カーネルやサンプリング・ドライバーをインストールする必要があります。Intel Atom® プロセッサーの解析にもこのドライバーが必要です。
インテル製プロセッサーを搭載するシステムにドライバーをインストールするには、インストーラーを root 権限で起動するか、システム管理者がドライバーをインストールする必要があります。ドライバーのビルドと設定に関する詳細は、https://www.isus.jp/wp-content/uploads/vtune/2024/vtune-user-guide/GUID-92B13766-1617-44D0-BA70-AC61F5833CA4.html を参照してください。
SLES 15 マシンでは、PERF/SEP の両方を使用して入出力解析を開始すると再起動します (VASP-14205)
SUSE* Enterprise Linux* (SLES) 15 で入出力解析を行う場合、カスタム解析に切り替えてページフォールトの収集をオフにすることを検討してください。これは、ページフォールトのカーネル・トレース・ポイントをオンにすると発生する可能性があるシステムクラッシュを防ぐのに有効です。
プラットフォーム・プロファイラー・サーバーの起動時にプロキシー関連のエラーが発生する (DXET-1338)
一部のシステムでは、サーバーを開始すると次のエラーが発生します。
不正なプロキシー変数です。プロキシー変数を “http” スキームで設定して PPE サーバーを再起動してください: [Errno socket error] [Errno 10060] 。時間が経過しても接続先が応答しなかったため、接続の試行に失敗したか、接続ホストが応答に失敗したため接続を確立できませんでした。
この問題の回避策を以下に示します。
- 次のプロキシーに関連する環境変数を削除して、サーバーを起動します。
http_proxy, https_proxy, noproxy
- 次のコマンドを使用してサーバーを起動します。
$ cd <vtune install directory>/vpp/server
$ dist/3rdparty/vpp-python/python -m scripts.start --skip-proxy-check
SELinux* (SECURITY-ENHANCED LINUX*) はサポートされていません
SELinux* は現在サポートされていないため、インテル® VTune™ プロファイラーをインストールするには、SELinux* 機能を無効にするか許可に設定する必要があります。SELinux* が有効な場合、インストール時に次のエラーメッセージが表示されます。
Your system is protected with Security-enhanced Linux (SELinux).We currently support only "Permissive" mode, which is not found on the system./etc/sysconfig/selinux file - adding "selinux=0" kernel argument in lilo.conf or grub.conf files or make SELinux mode adjustment by - setting the line "SELINUX=permissive" in your /etc/sysconfig/selinux file or ask your system administrator to make SELinux mode adjustment.
システム・パラメーターを変更すると再起動が必要なことがあります。SELinux* に関する詳細は、http://www.nsa.gov/selinux/ (英語) をご覧ください。
インテル® VTune™ プロファイラーのユーザーモード収集が Ubuntu* で実行されない場合があります (VASP-3352)
インテル® VTune™ プロファイラーは、Ubuntu* オペレーティング・システム上のホットスポットとスレッド解析タイプのデータ収集に失敗する可能性があります。収集が始まると次のメッセージが出力されます。
ptrace () システムコールの範囲がアプリケーションで制限されているため、解析を開始できませんでした。プロファイルを有効にするには、/proc/sys/kernel/yama/ptrace_scope
を 0 に設定してください。永続的な設定方法は、インテル® VTune™ プロファイラーのリリースノートを参照してください。
現在のセッションでこの問題を回避するには、インテル® VTune™ プロファイラーを起動する前に /proc/sys/kernel/yama/ptrace_scope sysctl
ファイルの内容を 0 に設定します。
この変更を永続的に維持するには、root 権限で /etc/sysctl.d/10-ptrace.conf
ファイルの kernel.yama.ptrace_scope
値を 0 に設定してマシンを再起動します。
Linux* FUTEXE が使用されている場合、スレッド化解析で不正確な待機時間データが表示される場合があります
条件によっては、インテル® VTune™ プロファイラーは Linux* futex ベースのカスタム同期構造を検出しません。システム・ライブラリーでもこのような構造が使用される場合があります。スレッド化解析で正しい待機時間を取得するには、コードで syscall (SYS_futex, …) API を使用します。
インテル® VTune™ プロファイラーにより KVM ゲスト仮想マシンがクラッシュする可能性があります (VASP-3806)
KVM のバージョンによっては、ホストマシンでイベントベース・サンプリング解析を実行すると、KVM* ゲスト仮想マシンがカーネルパニックを引き起こします。この問題は、プリサイスイベントが使用される場合のみ発生します (例:マイクロアーキテクチャー全般解析タイプ)。KVM を新しいバージョンにアップグレードして、この問題を修正するパッチを適用してください。
HUGTLBFS ユーティリティーで再マップされたバイナリーのシンボルが解決されないことがあります (VASP-707)
hugetlbfs は、セグメントを実行可能ファイルから一時ファイルシステムへ、または匿名のメモリー領域に再割り当てします。インテル® VTune™ プロファイラーはこれらのセグメントを元の実行ファイルに割り当てできません。
この問題を回避するには、元の実行可能ファイルの名前を hugetlb が示す実行可能ファイル、つまりインテル® VTune™ プロファイラーの結果に表示されるモジュール名に変更します。
my_exe
(元の実行形式) → my_exe_32_2
(プロセス間で共有する hugetlb ファイルシステム上のファイル名)
my_exe
(元の実行形式) →libhugetlbfs.tmp.<random hash>
(匿名割り当ての場合はメモリー領域名)
ハードウェア・イベントベースのサンプリング収集と同時に、他の PMU ベースツールの実行はサポートされていません
サンプリング・ドライバーは PMU リソースを排他的に使用する必要があります。複数の PMU ベースのツールを実行すると、不正確な結果が生成されたりシステムが不安定になります。
ホットスポットとスレッド解析タイプは、libpthread.so.0 ライブラリーに依存しない実行可能ファイルでは動作しない可能性があります
現在、libpthread.so.0 ライブラリーに関連しない実行形式のターゲット・アプリケーションのプロファイルには制限があります。プログラムイメージが libpthread.so.0 に依存しないアプリケーションのプロファイルで、libpthread.so.0 に依存する共有ライブラリーを dlopen() でロードすると、「libpthread.so をアプリケーションに静的にリンクしてプロファイルを再開します」というメッセージが表示されます。コレクターはプログラムの実行やモジュールのロード/アンロードを追跡できないため、収集結果が不正確である可能性があります。回避策としては、収集を実行する前に LD_PRELOAD=libpthread.so.0
を設定します。
ラージページが設定された Linux* システムでは結果を開くのに大幅に遅延が発生します
この問題を回避するには、システムに hugectl ユーティリティーと libhugetlbfs ライブラリーがインストールされていることを確認してください。インテル® VTune™ プロファイラーは次の方法で起動できます。
hugectrl --heap <vtune install dir>/bin64/vtune-gui LD_PRELOAD=libhugetlbfs.so <vtune install dir>/bin64/vtune-gui
一部の Linux ブラウザーでヘルプの目次が切り捨てられます
特定の HTML ブラウザーでインテル® VTune™ プロファイラーのオフライン・ドキュメントを表示すると、目次タブの幅が狭くなり、トピックタイトルの一部が表示されません。この問題を解決するには、次の操作を行います。
- [インデックス] (または [検索]) ボタンをクリックします。
- [コンテンツ] ボタンをクリックします。
「CONFIG_PERF_EVENTS=Y
のカーネルサポートが設定されていない」というエラーメッセージで収集に失敗します (DOC-241)
Linux* 上のドライバーを使用しない EBS 収集がエラーで終了します。カーネルが設定されていても、「CONFIG_PERF_EVENTS=y
カーネルサポートが設定されていません」というメッセージが表示されます。これは、Linux* カーネルの既知の問題ですが、カーネルバージョン 4.1 で解決されています。回避策を提供するパッチが用意されています: http://halobates.de/ivb-allow-mem-load-uops (英語)。
ITT API でマークされたユーザータスク、イベント、フレームが、ターゲット・アプリケーションを CTRL + C で終了した場合に表示されない場合があります (VASP-1367)
別の方法でアプリケーションを停止するか、インテル® VTune™ プロファイラーの stop
コマンドを使用します。
XEN* 仮想マシンにインストールする場合、CPU がサポートされていないという理由でインストール・スクリプトが終了することがあります
CPU のモデルチェックをスキップするには、–ignore-cpu パラメーターをインストール・スクリプトのコマンドラインに追加します。
./install.sh --ignore-cpu
一部の Linux* システムで、インテル® VTune™ プロファイラーのヘルプが GUI から開きません (VASP-3322)
Wind River* Linux* など一部の Linux* システムでは、デフォルト設定のウェブブラウザーは動作しません。インテル® VTune™ プロファイラーのヘルプを動作させるには、(インテル® VTune™ プロファイラーを起動する前に) ウェブブラウザーへのパスとともに環境変数 BROWSER
を設定して export
します。
例: $ export BROWSER=/usr/bin/firefox
インテル® VTune™ プロファイラーのユーザー API は、静的バイナリーではサポートされていません (VASP-2287)
ITT および JIT API をソフトウェア・ベースのコレクター (ホットスポット、スレッド化) で使用するには、アプリケーションを動的にリンクする必要があります。そうしないと、結果に ITT および JIT API 通知が含まれなくなります。
インテル® VTune™ プロファイラーのターゲット実行ファイルは、LD へのパスが異なるため、Yocto Project* X64 では動作しません (VASP-8531)
エラーメッセージ: -sh:./amplxe-perrunss: No such file or directory
通常、ld は /lib64/ld-linux-x86-64.so.2
にありますが、Yocto Project* X64 では /lib/ld-linux-x86-64.so.2
に配置されます。
この問題を回避するには、/lib64/ld-linux-x86-64.so.2
を作成して /lib/ld-linux-x86-64.so.2
にシンボリック・リンクします。
イベントベースのサンプリング・ドライバーは、Linux* カーネルヘッダーに CONFIG_COMPAT #DEFINE がないため、YOCTO PROJECT* 1.6 インテル X86_64 BSPS 上でビルドできません (VASP-1558)
CONFIG_COMPAT=y
が設定されていないと、Yocto Project* x86_64 BSP イメージ上でサンプリング・ドライバーのビルドに失敗します (https://bugzilla.yoctoproject.org/show_bug.cgi?id=6777 (英語) を参照)。
この問題を解決するには、手動でオプションを設定してイメージをリビルドする必要があります。
https://docs.yoctoproject.org/1.6.1/kernel-dev/kernel-dev.html#changing-the-configuration (英語) で示される情報に従って、カーネル設定を変更します。
- コンテンツを含む
meta-yocto-bsp/recipes-kernel/linux/files/
ディレクトリーにCONFIG_IA32_EMULATION=y CONFIG_COMPAT=y
を含む compat.cfg ファイルを作成します。 meta-yocto-bsp/recipes-kernel/linux/linux-yocto_3.10.bbappend
に以下の文字列を追加します。
FILESEXTRAPATHS_prepend := "${THISDIR}/files:" SRC_URI += file://compat.cfg
- https://docs.yoctoproject.org/1.6.1/dev-manual/dev-manual.html#patching-the-kernel (英語) と https://docs.yoctoproject.org/1.6.1/dev-manual/dev-manual.html#build-the-modified-qemu-kernel-image (英語) に従って、修正したカーネルをクリーンアップしてビルドします。
$ bitbake linux-yocto -c cleansstate
$ bitbake -k linux-yocto - イメージをビルドします。
$ bitbake core-image-sato
インテル® OPTANE™ パーシステント・メモリーのパフォーマンス・データの収集 (DXET-1844)
root 権限を持つアカウントで、インテル® Optane™ パーシステント・メモリーが搭載されているシステムのデータを収集すると以下の警告が表示されます。
パーシステント・メモリーのメトリックを収集するには sudo 権限が必要です。パーシステント・メモリーのメトリックは収集されません。
以下のコマンドを使用して昇格した権限でデータの収集を開始します。
sudo <vtune install dir>/vpp/collector/vpp-collect start
データ収集を停止するには、以下のコマンドを使用します。
sudo <vtune install dir>/vpp/collector/vpp-collect stop
注: 昇格した権限で起動されたデータ収集セッションを停止するには、同様に昇格権限が必要です。
インテル® VTune™ プロファイラーの収集が LIBSTDC++.SO.6 ライブラリーが見つからない問題で失敗することがあります (VASP-21417)
Linux* ローダーの既知の問題により、ユーザーがインテル® VTune™ プロファイラーの収集を開始する前に LD_PRELOAD 環境変数を設定していると、インテル® VTune™ プロファイラーの収集に失敗することがあります。以下に LD_PRELOAD に libzet_intercept.so を設定している場合の現象を示します。
/opt/intel/vtune_profiler_2021.1.0/bin64/pin: /opt/intel/vtune_profiler_2021.1.0/bin64/../lib64/libstdc++.so.6: バージョン `GLIBCXX_3.4.26' が見つかりません (/lib/x86_64-linux-gnu/libze_loader.so.1 で必要)
この問題を解決するには、いくつかの方法があります。
- インテル® VTune™ プロファイラーを起動する前に LD_PRELOAD をクリアして、必要に応じて LD_PRELOAD にターゲット・アプリケーションの環境を設定します。
- インテル® VTune™ プロファイラーのインストール先、またはシステム場所から LD_PRELOAD に libstdc++.so.6 を追加します (https://www.intel.com/content/www/us/en/docs/vtune-profiler/user-guide/2023-0/error-message-cannot-collect-gpu-hardware-metrics.html (英語) も参照してください)
- 収集を開始する前に、
export LD_PROFILE=none
を実行します (これにより、ローダーのパフォーマンスがわずかに低下する可能性があり、セキュリティーが強化された環境では機能しません)。
これらの回避策のいずれかで問題は解決するはずです。
sudo -a su <user> -c "$*"
をローカル接続用のスクリプトで使用すると、インテル® VTune™ プロファイラーでコマンドラッパー・スクリプトが正しく動作しないことがあります (VASP-22952)
正しい “su” コマンドを以下に示します。
sudo -A su <user> -c "$*"
コマンドは、リモート Linux* (SSH) 収集に使用します。sudo -A -C 65000 su <user> -c "$*"
コマンドは、ローカル (またはインテル® VTune™ サーバー) の収集に使用します。
Fedora* バージョン 30 以降ではプラットフォーム・プロファイラーを実行できません (DXET-2342)
Fedora* バージョン 30 以降では、プラットフォーム・プロファイラーの起動に失敗します。次のようなエラーメッセージが表示されます。
<vtune-install-dir>/vpp/server/dist/3rdparty/vpp-python/bin/python3: error while loading shared libraries: libcrypt.so.1: cannot open shared object file: No such file or directory Failed to configure Intel(R) VTune(TM) Profiler - Platform Profiler server. Intel(R) VTune(TM) Profiler - Platform Profiler is supported on Ubuntu, CentOS, Debian and RedHat based systems only.
この問題を回避するには、Fedora* パッケージ・マネージャーを使用して、libxcrypt-compat パッケージをインストールします。
プラットフォーム・プロファイラーは、インテル® OPTANE™ パーシステント・メモリー 200 シリーズのモジュール (旧称 BARLOW PASS) を搭載したシステムからパーシステント・メモリーのメトリックを収集できません (DXET-2330)
インテル® Optane™ パーシステント・メモリー 200 シリーズのモジュールを搭載したシステムでプラットフォーム・プロファイラーのデータを収集する際に、以下の警告が表示されることがあります。
警告: PMWatch was not found. Persistent Memory metrics will not be collected. For more details, see ~/vpp-collect.log" displayed
インテル® VTune™ プロファイラーのエラー・ログ・ファイルには、さらに多くの情報が含まれます。
警告: ipmwatch pre-requisites: Firmware version >= 01.00.00.5142 for PMON functionality 01.00.00.5127 for rest of the functionality ipmctl >= 01.00.00.3296 for PMON functionality 01.00.00.3262 for rest of the functionality ipmctl found on the system: 02.00.00.3457
ipmwatch は、上記バージョンより古いバージョンでは動作が保証されません。
この問題の回避策を以下に示します。
- システムにインストールされている libipmctl のバージョンを特定します。
$ ls -la /lib64 | grep ipmctl
lrwxrwxrwx 1 root root 18 Dec 18 12:59 libipmctl.so.3 -> libipmctl.so.3.1.0
-rwxr-xr-x 1 root root 2525496 Feb 28 2020 libipmctl.so.3.1.0
lrwxrwxrwx 1 root root 18 May 1 2020 libipmctl.so.4 -> libipmctl.so.4.0.0
-rwxr-xr-x 1 root root 2562712 May 1 2020 libipmctl.so.4.0.0 - libipmctl.so.3 のリンクが libipmctl.so.4.0.0 を指すように更新します。
$ unlink /lib64/libipmctl.so.3
$ ln -s /lib64/libipmctl.so.4.0.0 /lib64/libipmctl.so.3
$ ls -l /lib64/ | grep ipmctl
lrwxrwxrwx 1 root root 25 Apr 22 15:47 libipmctl.so.3 ->/lib64/libipmctl.so.4.0.0
-rwxr-xr-x 1 root root 2525496 Feb 28 2020 libipmctl.so.3.1.0
lrwxrwxrwx 1 root root 18 May 1 2020 libipmctl.so.4 -> libipmctl.so.4.0.0
-rwxr-xr-x 1 root root 2562712 May 1 2020 libipmctl.so.4.0.0
ADL 上のドライバーを使用しない PERF ベースの収集は、Linux* カーネル 5.15.5 以降でサポートされます (VASP-27934)
ADL 上のドライバーを使用しない PERF ベースの収集は、Linux* カーネル 5.15.5 以降でサポートされます。カーネルが ADL アーキテクチャーでのドライバーを使用しない収集をサポートしているかどうかを確認するには、次のデバイスファイルを確認します。
/sys/bus/event_source/devices/cpu_atom
/sys/bus/event_source/devices/cpu_core
macOS* 固有の制限事項
maxOS* ではネイティブ収集はサポートされません
インテル® VTune™ プロファイラー (macOS* 版) は、ほかの OS で収集された結果の表示をサポートします。macOS* 上でのネイティブ収集は利用できません。
一部のシステムでは状況依存ヘルプがサポートされません
一部の macOS* システム (macOS* 10.13 など) では、インテル® VTune™ プロファイラーの状況依存ヘルプがサポートされません。
以前のインテル® VTune™ プロファイラーのリリース
インテル® VTune™ プロファイラー 2022 以前のリリース:
帰属
インテル® VTune™ プロファイラーを開発する際に使用されたサードパーティー製ソフトウェアのライセンスに関する情報は、<install_dir>/licensing/third-party-programs.txt に記載されています。
インテル® VTune™ プロファイラーは、製品に付属するインテル® ソフトウェア開発製品のエンドユーザー使用許諾契約書の条項にのみ準拠します。
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製品および性能に関する情報
1 性能は、使用状況、構成、その他の要因によって異なります。詳細については、http://www.intel.com/PerformanceIndex/ (英語) を参照してください。