この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに掲載されている「Intel® VTune™ Amplifier – Impact of recent OS security updates」(https://software.intel.com/en-us/articles/intel-vtune-amplifier-impact-of-recent-os-security-updates) の日本語参考訳です。
UPDATE: インテル® VTune™ Amplifier 2018 Update 2 では、以下で説明する問題が解決されています。Update2 インストール後にもこの問題が確認された場合は、https://supporttickets.intel.com (英語) までお問い合わせください。
インテル® VTune™ Amplifier 製品チームは、現在最近の OS セキュリティー・アップデートの製品への影響を調査しています。インテル® VTune™ Amplifier 2018 Update 1 以前の製品を使用するガイドラインを提供します。
Windows* と Linux* では、プリサイスイベントやスタックを含むハードウェア・イベントベース・サンプリングを使用してインテル® VTune™ Amplifier 解析を行うと、アプリケーションやシステムがクラッシュすることがあります。そのため、この解析を使用しないことを推奨します。これには以下が含まれます。
- スタック付きの高度なホットスポット解析
- マイクロアーキテクチャー解析でリストされるすべての解析
- HPC パフォーマンス特性
- スタック収集オプションやプリサイスイベントを使用するカスタム解析
次の解析では、スタックを含むイベントベース・サンプリングやプリサイスイベントを使用しないため、正しく動作します。
- 基本ホットスポット
- 平行性
- ロックと待機
- プラットフォーム解析
Linux* では、Perf ベース (ドライバーを使用しない) の収集は、OS セキュリティー・アップデートの影響を受けないため、すべての解析が正しく動作します。Perf ベースの収集を有効にするには、インテル® VTune™ Amplifier のサンプリング・ドライバーをアンインストールしてください。インテル® VTune™ Amplifier のサンプリング・ドライバーをアンインストールする手順は、こちらをご覧ください。
また、カーネル 4.13 以降ではサンプリング・ドライバーのビルドが失敗します。
問題が継続して発生する場合は、https://supporttickets.intel.com (英語) からお問い合わせください。セキュリティー・アップデートの詳細については、Security Center サイト (英語) をご覧ください。
コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。