この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに掲載されている「Using VTune(TM) Amplifier XE 2015 Beta co-existed with XE 2013」 (https://software.intel.com/en-us/blogs/2014/08/04/using-vtunetm-amplifier-xe-2015-beta-co-existed-with-xe-2013) の日本語参考訳です。
Peter Wang
2014 年 8 月 4 日
旧バージョンのインテル® VTune™ Amplifier XE 2013 をインストールする場合、インストーラーは同製品がインストールされているかどうかを識別し、インストールされている場合、利用者に新しいバージョンをインストールする前に、旧バージョンをアンインストールすることを通知していました。
新しいインテル® VTune™ Amplifier XE 2015 をインストールする場合、インストーラーはこの確認を行わずに直接 XE 2015 バージョンをインストールします。これは、VTune™ Amplifier XE 2015 は、VTune™ Amplifier XE 2013 と共存できることを意味します。ただし、次のことを行ってください。
- VTune™ Amplifier XE 2015 のインストール先を、VTune™ Amplifier XE 2013 と異なる場所にします。
VTune™ Amplifier XE 2015 のデフォルト・ディレクトリーは、次のようになります:
root ユーザーの場合、/opt/intel/vtune_amplifier_xe_2015
一般ユーザーの場合、$HOME/intel/vtune_amplifier_xe_2015
VTune™ Amplifier XE 2013 のデフォルト・ディレクトリーは、次のようになります:
root ユーザーの場合、/opt/intel/vtune_amplifier_xe_2013
一般ユーザーの場合、$HOME/intel/vtune_amplifier_xe_2013 - 特定のバージョンの VTune™ Amplifier XE を利用する際に、対応するスクリプトを実行して VTune™ Amplifier XE の環境を設定します。次に例を示します:
source /opt/intel/vtune_amplifier_xe_2015/amplxe-vars.sh
source /opt/intel/vtune_amplifier_xe_2013/amplxe-vars.sh - VTune® Amplifier XE 2015 を使用する際に、実行されている VTume ドライバーが VTune ™ Amplifier XE 2013 のものである場合、XE 2013 のドライバーを削除して、XE 2015 のドライバーをインストールする必要があります。次に手順を示します:
/opt/intel/vtune_amplifier_xe_2013/sepdk/src/rmmod-sep3 // ドライバーを削除
/opt/intel/vtune_amplifier_xe_2015/sepdk/src/insmod-sep3 // ドライバーをインストール
この記事は、インテル® VTune™ Amplifier XE 2015 のベータ版向けに書かれたものですが、製品版にも適用されます。
コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。