インテル® ソフトウェア開発ツールの最新バージョン 2025 提供開始

インテル® oneAPI


2024年11月6日 (水) より、「インテル oneAPI ベース・ツールキット」および「インテル HPC ツールキット」を含む、インテル® ソフトウェア開発ツールの最新バージョン 2025 に対応する有償サポート製品の提供を開始しました。

バージョン 2025 では、AI および HPC アプリケーションにおけるデバイスコードの問題を簡単に検出して解決するための新しい LLVM サニタイザーを備えた「インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー」に加え、Fortran 2023 標準の組込み関数や OpenMP* 5.1 および 6.0 の構文のサポートが向上した「インテル® Fortran コンパイラー」を同梱しています。

また、2024年9月に発表された、データセンター向けの P-cores 搭載インテル® Xeon® 6 プロセッサー (開発コード名 Granite Rapids) およびノートブック PC 向けのインテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 2) (開発コード名 Lunar Lake) を含む、最新のインテルの CPU や GPU のサポートが追加されました。

SYCL* 2020 標準の API と洗練された「インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー」がサポートする SYCL* 拡張 API を用いて、NVIDIA* GPU 向けの 100 を超える API を SYCL* に置き換え、インテルのさまざまな GPU で実行できる他、CodePlay が提供する NVIDIA* GPU および AMD* GPU 向け oneAPI プラグインにより、移行元の NVIDIA* GPU や AMD* GPU でも実行可能なコードを開発できます。

さらに、プロセッサーの拡張命令を用いた高速な暗号および復号アルゴリズムの実装を提供し、制御フロー攻撃に対処するハードウェア機能およびインテル® CET による保護が有効化された「インテル® クリプトグラフィー・プリミティブ・ライブラリー」(旧称: インテル® IPP クリプトグラフィー) や「インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル® IPP)」を含むセキュリティ志向のパフォーマンス・ライブラリーに加え、NumPy* 2.0 およびオフロードの非同期処理をサポートする「インテル® ディストリビューションの Python*」を同梱しています。


有償サポートサービス製品のご案内

有償サポートサービス製品の購入を通して有効なサポートサービスをお持ちの方は、最新バージョン 2025 に加え、必要に応じて数世代前までの旧バージョンを追加費用なしにダウンロードして、Linux または Windows ベースの任意のコンピューターでご利用いただけます。

エクセルソフトは、インテル® ソフトウェア開発ツールの正規販売代理店として、25年以上にわたって国内の開発者向けに日本語で技術サポートや最新情報を提供してきました。インテルとの長年の強固なパートナーシップを通して、国内で HPC クラスターシステムやデータセンターの運用に携わる大学機関、政府機関、民間企業を中心とする組織向けにツールの導入やプログラムの最適化に携わってきた経験を活かし、国内のエンジニアや企業の開発を日本語でサポートします。

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