この記事は、インテルのサイトで公開されている「Intel Developer Cloud Docs」の「Manage Instance」の日本語参考訳です。原文は更新される可能性があります。原文と翻訳文の内容が異なる場合は原文を優先してください。
この記事では、インテル® Tiber™ デベロッパー・クラウドでコンピューティング・インスタンスの作成から削除までを管理する方法を説明します。使用可能なインスタンス・タイプは、ベアメタル (BM) と仮想マシン (VM) です。
インスタンス・タイプ
タイプ |
説明 |
サイズ |
一般的な使用例 |
---|---|---|---|
ベアメタル (BM) |
汎用、および CPU、GPU、AI アクセラレーション・プロセッサーのデプロイ向けです。現在、第 4 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー、インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (PVC)、Habana® Gaudi® 2 ディープラーニング・サーバーなどが利用可能です。 |
256GB および 1TB。 |
AI とコア・コンピューティング。 |
仮想マシン (VM) |
CPU および AI アプリケーションのワークロード管理向けです。開発者がオンデマンドのワークロードとアプリケーションをテストおよび実験できるようにサポートします。VM にはハイパーバイザーが必要であり、これによりコンピューティング能力の一部が消費されます。現在、第 4 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーなどが利用可能です。 |
16GB (small)、 |
インテルのエコシステムの CPU、GPU、メモリーを使用したワークロードのテストとアプリケーション開発。 |
必要条件
この記事で説明する操作を行う前に、以下を完了してください。
インスタンスの起動
インテル® Tiber™ デベロッパー・クラウドにログインします。
[QuickStart] から [Hardware Catalog] を選択します。
Hardware Catalog の選択
インスタンスの設定
プルダウンメニューからオプションを選択してインスタンスを設定します。
以下にオプションを選択済みのインスタンスの例を示します。
インスタンスの設定
[Instance family] で任意のインスタンス・ファミリーを選択します。
[Instance type] で任意のインスタンス・タイプを選択します。
注: (オプション) インスタンスの仕様を比較するには、[Compare instance types] を選択します。
[Machine image] で任意のマシンイメージを選択します。
[Instance name] にインスタンス名を小文字で入力します (ハイフンも使用できます)。
[Public Keys] 以下にリストされている、以前に追加した SSH パブリックキーのチェックボックスをオンにします。
[Launch] ボタンをクリックしてインスタンスを起動します。
[State] カラムを確認します。
[State] カラムが Ready になるまで待機します。
次のいずれかのオプションを選択してください。
State (状態) について理解するため次のセクションに進みます。
次のセクションをスキップして起動します。
インスタンスの状態
State (状態) は、コンピューティング・インスタンスの状態を示します。
Provisioning (プロビジョニング)
インスタンスを起動すると、ダッシュボードの [State] には Provisioning (プロビジョニング) と表示されます。
[State] が Ready (準備完了) になるまで待機します。
Ready (準備完了)
[State] が Ready (準備完了) になったら (下図参照)、インスタンスを起動できます。
ホストとの接続が確立されます。
「インスタンスに接続」に進みます。
Ready (準備完了) 状態のインスタンス
インスタンスに接続
続行するには、ダッシュボードでインスタンスの [State] が Ready になっていなければなりません。
[Instance Name] カラムで接続するインスタンス名をクリックします。
インスタンスの詳細が下に表示されます。
[How to Connect] ボタンをクリックします。
[How to Connect] ボタン[How to connect to your instance] ポップアップ・ダイアログが表示されます。
[How to connect to your instance] ポップアップ・ダイアログ
画面の指示に従って、以下の操作を行います。
オペレーティング・システム (OS) を選択します。
指示に従います。
インスタンスに接続するため、表示されるコマンドをコピーします。
コマンドライン・インターフェイス (CLI) を開きます。
前のステップでコピーしたコマンドを CLI に貼り付けて Enter キーを押します。
パブリックキーの追加を求められたら、[Yes] を選択します。
インスタンスを起動後、OS を確認するコマンドを実行します。
cat /etc/os-release
CLI 出力は、次のようになります。この例では、OS は Ubuntu* 22.04 です。
SSH セッションで OS を確認
インスタンスの編集
サイドバーメニューの をクリックして [My instances] に移動します。
インスタンスが表示されていることを確認します。
[Edit] ボタン編集するインスタンスの [Actions] カラムにある [Edit] ボタンをクリックします。
[Edit instance] ページ[Edit instance] ページで、必要に応じて設定を変更します。
例 – SSH パブリックキーのアップロード
[Create Key] ボタンをクリックします。
[Upload a Public Key] ダイアログが表示されます。
画面の指示に従います。
最後に、[Create Key] ボタンをクリックします。
OS のアップデートとパッケージの追加
SSH セッション中に、OS のアップデートとパッケージの追加を行うことができます。以下に Ubuntu* 22.04 パッケージの追加と OS のアップデートを行う例を示します。
OS のアップデートとアップグレードを行うには、コマンドを 1 つずつ入力します。
sudo apt-get update -y sudo apt-get upgrade -y
net-tools または curl を追加します。
sudo apt-get install net-tools
sudo apt-get install curl
インスタンスの削除
サイドバーメニューの をクリックして [My instances] に移動し、インスタンスが表示されていることを確認します。
削除するインスタンスの [Actions] カラムにある [Delete] ボタンをクリックします。
インスタンスの削除[Delete instance] ダイアログで [Delete] ボタンをクリックし、削除します。
インスタンスを削除しない場合は [Cancel] をクリックします。
警告: フェーズ 1 ではインスタンスを一時停止できません。