2015 年 11 月 1 日、開通したばかりの圏央道、菖蒲パーキングエリアにて、究極のモバイルオフィスを見せてもらいました。 モバイルオフィスの取材ということで、一風変わった待ち合わせ場所です。 |
|
サテライトオフィスやホームオフィスなど、企業のオフィス離れたワークスタイルが話題となっていますが、移動できてどこでもお仕事できる究極のモバイルオフィスは、キャンピング・カーでした。このオフィスの持ち主は、GenKids 株式会社の広田さんです。モバイルオフィスを考える方は沢山いると思いますが、実際にやっちゃうところがすごい! 広田さんは、IT 関連のコンサルティングをされています。 |
|
キャンピング・カーですから、室内にはもちろん机があります。自宅以外ではここでお仕事されています。オフィスですから今日のミーティングもここで。 これまでの最長移動場所は、北海道。さすがにドライバー 1 名ではつらいので、フェリーを利用したそうです。「今度山口県まで出かけます」とのこと。 |
|
5 – 6 名程度のミーティングであれば、なんとか行けそうなスペースです。いざとなったら、そのまま宿泊可能 (最大 7 名)。ドライバーがいれば、移動しながら作業、ミーティングもいけます。この車は「普通運転免許」で運転できますが、慣れるまでは大変、特に高さがあるので、高さ制限に気が付かないと、オープンカーになる可能性もあります |
|
オフィスに必要な設備として、通信環境はモバイル通信端末。アンテナがしっかり立つことろへ動けるのがモバイルオフィスの強み。これで、衛星端末があれば鬼に金棒。 |
モバイルオフィスの電気の源は、今のところ 2 つバッテリー。20 時間率電流で 115Ah が 2 個。エンジン止めて 3 – 4 時間は通常のお仕事ができるそうです。電子レンジを使う場合は、エンジンをかけるとか。 |
モバイルオフィスの入り口近辺に、電源周りの機器が配置されています。思いのほかいたるところにコンセントがありました。 室内 (社内) は、木材の家具で統一されており落ち着きます。また、戸棚が沢山あって細々したものも収納できます。シャワールームだったところは、収納庫にしてプリンターや自転車が格納できます。長さ的にはゴルフバックはもちろん、スキーあたりまではすっぽり収まりそうでした。 |
|
「お呼びがかかれば、どこでも行きますよ。都内は駐車スペースが少ないので大変ですが。」とのこと。 取材後、次の打ち合わせがあるということで、広田さんはオフィスごと去っていきました。 |