E3 Expo に行ってきました! の巻

その他ゲーム

Konami Digital Entertainment 編

Konami Digital Entertainment のブースでは迫力ある大画面スクリーンが印象的でした。また、日本からいらしていたゲームソフトコンテンツプロダクション マネージャー 藤井 隆之氏に、インタビューさせて頂くことができました。

ゲームソフトコンテンツプロダクション マネージャー 藤井 隆之氏 インタビュー

Q どんなお仕事をされているのですか?
A コンシューマーゲームのプロデュースを担当させて頂いております。

Q 最近、いかがでしょうか?

A このイベントでも感じることですが、ゲーム業界において、日本のソフトウェア技術力が落ちてしまっている。スーパーファミコンから PS2 ぐらいまでは良かったが、Microsoft が参入してきてから、勢力図が変化してしまった。今まで日本がハードを提供していたときは、開発情報は日本語で提供されていたため、日本以外の人が参入しづらいという点があった。Microsoft が入ってきてからは開発の情報が英語ベースになり、また、Windows を使う海外の人が多く参入できるようになった。逆に、情報が英語になったため、日本のエンジニアにとって不利になってしまった。

また、文化の違いもある。このイベントでもわかるとおり、米系のゲームは戦闘系が多く、筋肉隆々。それに対して、日本の美意識では、もう少しほっそりしたクールさを好む傾向がある。

Q どうしたら、よいでしょう?
A ターゲットをどこにするか、どこを避けるか、という戦略だと思います。海外の企業が得意な所に真っ向から勝負すると、勝つのはなかなか難しい。なので、それではない所、それがプラットフォームなのか、何になるのかはわからないけれど、勝てるところをターゲットするのがよいのではないでしょうか。

Q 日本の開発者さんへのメッセージはありますか?
A がんばろう、日本。みなさん、がんばりましょう!


藤井さんはとても独創的で表現豊かな方で、このような方から、皆が夢中になる面白いゲームが生まれるのだということを、肌で感じることができました。貴重なお話を頂き、本当にありがとうございました。

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