アプリケーションを起動した後しばらくしてからデータ収集を開始するように設定したり、アプリケーションの実行中にデータ収集をポーズすることができます。これは、解析結果にアプリケーション起動時のウォームアップ・アクティビティーを含めたくない場合や、特定のイベント (例えば、メッセージボックスやマウスクリックなど) が発生した際にデータ収集を開始する場合に役立ちます。インテル® VTune™ Amplifier には、解析のポーズ/再開を行ういくつかのオプションがあります。
ポーズした状態で開始して手動でデータ収集を再開
手動で解析を開始/再開するには、次の操作を行います。
ツールバーの
[Configure Project (プロジェクトの設定)] ボタンをクリックします。[Analysis Target (解析ターゲット)] タブがアクティブな状態で [New Amplifier Result (新規 Amplifier 結果)] 結果タブが開きます。
[Analysis Type (解析タイプ)] タブへ切り替えて、必要に応じて解析タイプを選択および設定します。
コマンドバーの [Start Paused (ポーズして開始)] ボタンをクリックします。
インテル® VTune™ Amplifier はアプリケーションを実行します。[Start Paused] ボタンが [Resume] ボタンに変わります。
右側にあるコマンドバーで [Resume] ボタンをクリックして、データ収集を開始します。
[Paused]/[Resume] ボタンを使用してアプリケーション実行中にデータ収集をポーズ
コマンドバーで [Start (開始)] ボタンをクリックして選択した解析を実行します。
解析が開始されると、コマンドバーに解析を管理するためのボタン群が表示されます。
データ収集をポーズする場合は、コマンドバーで
[Pause] ボタンをクリックします。インテル® VTune™ Amplifier はデータを収集しませんが、アプリケーションは実行を続けます。コマンドバーの [Start] ボタンが [Resume] ボタンに変わります。
データ収集を再開する場合は、コマンドバーで [Resume] ボタンをクリックします。
インテル® VTune™ Amplifier はデータの収集を続けます。
コードに Pause/Resume API への呼び出しを追加して解析を開始/停止
Pause/Resume API の使用法に関する詳細は、収集制御 API を参照してください。
データ収集が終了すると、インテル® VTune™ Amplifier は次のように [Timeline (タイムライン)] ペインで停止した領域を表示します。
