インテル® IPP
Vector illustration gear wheel, hexagons and circuit board, Hi-tech digital technology and engineering, digital telecom technology concept. Abstract futuristic on light blue color background
2016.03.112023.08.15
最適化された画像処理、信号処理、データ圧縮および暗号化向けライブラリーでパフォーマンスを向上
マルチコア対応、高速な計算のために最適化された関数
ソフトウェア開発と保守にかかわるコストと時間を削減
クロスプラットフォームをサポートし、現在と将来のプロセッサー向けに最適化
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よくある問い合わせ
インテル® IPP 9.0 の新機能は?
インテル® Quark™ プロセッサー、Intel Atom® プロセッサー、そしてインテル® AVX2 命令セットをサポートするプロセッサー向けに新たな最適化が追加されました。
外部スレッドをサポートする新しい API
CPU ディスパッチャーの改善
自動初期化。スタティック・ライブラリーの CPU 初期化を呼び出す必要はありません。
CPU の機能に基づくコードのディスパッチ
SM2/SM3/SM4 アルゴリズムをサポートする最適化された暗号化関数
カスタム・ダイナミック・ライブラリーのビルドツール
外部メモリー割り当てをサポートする新しい API
インテル® IPP 9.0 で非推奨になった関数は?
いくつかのインテル® IPP ドメインと関数は、バージョン 9.0 でレガシー扱いになりました。これらの機能は、将来のアーキテクチャー向けに最適化されません (最後の最適化ターゲットはインテル® AVX2 です)。また、今後新たにパフォーマンスや安定性の問題が見つかっても解決されません。
インテル® IPP とは?
インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル® IPP) は、Windows*、Linux*、OS X*、そして Android* 環境のマルチメディア、データ処理、そして通信アプリケーションの開発に役立つ豊富なソフトウェア関数ライブラリーを提供します。インテル® IPP の関数群は、インテル® ストリーミング SIMD 拡張 (インテル® SSE)、インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション (インテル® AVX)、インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション 2 (インテル® AVX2) 命令セットを使用して、コンパイラーが単独で行うよりもより高度に最適化されています。
インテルでは、これらのすぐに利用できる、ロイヤルティーなしの関数群の開発を行っているため、開発者はアプリケーションの新しい機能の開発に時間を取れるだけでなく、長い目で見れば開発、デバッグ、そして保守の時間を節約でき、今日開発したコードは将来の世代のインテル・プロセッサーでも動作させることができます。
インテル® IPP の暗号化ライブラリーの入手方法は?
インテル® IPP の暗号化機能は製品の一部ですが、米国の輸出基準に準拠するためパッケージとは別に提供されます。インテル® IPP のすべての登録ユーザーはダウンロードで入手できます。GPU パフォーマンスはますます重要になっています。テクノロジー・プレビューは、インテル® IPP の CPU のみの関数より成熟度は低いですが、インテル® IPP の GPU サポートが成熟し皆さんの要望に応えられるよう、評価を開始して、フィードバックをお送りください。短い期間での変更が可能であれば、現在のバージョンでビルドを始めてください。
新しいプラットフォームでインテル® IPP を使用してパフォーマンスを向上するには何をすべきですか?
インテル® IPP は、今日と将来の CPU 上で素晴らしいパフォーマンスを発揮します。各命令セットがアップデートもしくは追加されると、新しい実装レイヤーが追加されます。以前の実装はこれまでのように動作しますが、新しいハードウェアの機能を利用するような関数が追加され、新しいアーキテクチャーがリリースされる前に検証されます。インテル® IPP を使用すると、新しいハードウェアにより提供されるパフォーマンスを引き出し、最適化のため開発サイクルを中断することなく、新しい CPU の能力を活用できるようになります。いくつかのケースでは、自動的にパフォーマンスが向上します。多くの場合再コンパイルが必要です。
インテル® IPP の主力製品、例、サンプルの違いは何ですか?
主力製品はプリミティブです: 最適化された関数は、すべてのハードウェアのバージョンにおいて、開発者がハードウェアの能力を利用することを可能にします。
インテル® IPP 向けに定義されている例は、インテル® IPP の主製品とプレビュー版の機能の使い方を示すことを意図しています。それらは、主製品とプレビュー版パッケージとともにインストールされます。例はドキュメントを含んでいることがあります。これらは、サンプル区別し個別のダウンロードパッケージとする必要があるため、これ以上大きくなることはありません。
サンプルは、前の世代のインテル® IPP 向けのコンテンツを含んでいます。これらは例として維持しますが、無期限に保守するには大きくなり過ぎました。これらは現在非推奨です。
インテル® IPP は、ロイヤルティー・フリーですか?
いいえ。アプリケーションにインテル® IPP の再配布可能ファイルを含める場合、ロイヤルティーは無料です。開発者がインテル® IPP の使用許諾を受けることで、アプリケーションにインテル® IPP の再配布可能ファイルを含んで制限数無く販売することができます。詳細については、
エンド・ユーザー・ソフトウェア利用許諾書 (英語) をご覧ください。
コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。